前に会社で見つけたのを忘れていなかったから買った。
どんな物なのかデータが殆ど無いが、この時代には珍しい、抵抗結合の回路で使う用途の電圧増幅管の様だ。
欧州では合理化が早い段階で進んで、コストのかかるトランスは必要最低限で使う設計に移っていた様である。
フィラメントは2.5-4Vであれば安定的に動作する
60mA程。
Ep200でも0.02mA前後で、負荷抵抗は1Mで動くらしい。
次段のRgは2Mであるが、こうなるともう自己起電力でバイアスが発生しそうな次元である。
しかしながら動作は完璧で、μは25あった。
プレート負荷が1Mであるから、かなりの高インピーダンス。
バイアスは0で試したが、〜2vを入れても難なく、最大で〜100V得られた。それ以上はクリップが始まる。
球に手を近付けるだけでハムが加算されるのは言うまでも無い。
フィラメントはDC点火をしたが、リプルは多少残っているが、そのハムは顕著には現れない様だ。
AC点火は恐らく難しそうに思うが、もしかするとバランサーで十分取れてしまう可能性もあるのか…?
pm24mのドライブに使ってみようかと思って。