続き

問題なく走行する様になったが、相変わらず、テープも入っていないのに信号が出ている。
モニタに切り替えると消えるので、Line側、Mikrofon側からの信号ではない。

それで、幾らの信号が出ているのか確認すると、24kcとまぁ削除バイアスを2で割ったかの様な周波数である。
Lchはトリガが掛かるが、Rchはジワジワと動いてトリガが掛からない。

試しにヘッドのプラグを抜くと消えるのか確認したが、小さくはなったが消える事はなかったので、増幅側かが何らかの故障を起こしている。

アンプ部はユニットで挿さっている構成なので、異常発振の箇所を特定出来れば、引っこ抜いて修繕したら良い。
いやいや、ちょっと待て。
もしかすると電源が異常発振を起こしている…なんて事も有り得なくもないかも。
そんな事を思って、増幅部をバラすのは後にした。

外してみたら、電源平滑部は至って単純だ。
モーターとソレノイドを動かす電流が多い側と、制御の2つと思われし。

どちらも2SC945が入っている事に気付いた。
これは以前にDENONのプレーヤーが異常回転を起こした時に逝っていた石ではないか。

そんな事もあるから、全て抜いて調べたが、これはシロだった。
勘が外れた。まぁ逝きていればそれに越した事はない。良い。
---Intermission---
然し乍ら、上手く走行していると思っていたら、ソレノイドが下がった。
STOPが掛かったのである。
Oups、また症状が出始めたぞい。

そうなると、思っていた石のハンダ忘れが全ての原因では無かったのだろう。
流石に何にも無しでは辛いので、サービスマニュアルを探したら1000mk2のがあった。
これは1000なので、mk2とは違う箇所があるだろうが、大きく変化は無さそうに見受けられ。(基板のデザインも同じ様子)
但し、部品記載番号が違うので、参考にする程度にして調べながら進める事にする。
それで、ICがやはりボタン操作の制御をやっていて、餡ドーナツだか納戸だか、フリップフロップは高校の時にやった記憶はあるが、何が何だったかは忘れた(笑)
ここで必要になるとは思ってもみなかった(笑)
それで、SN7400かHD2503か、他色々のメーカーの記載があって、其れ等は同じ仕事をする様である。
メーカーによって番号も違う様だが、手に入る時期で色々使っていたのだと思う。
調べたら入手は困難な石ではない事も判ったので、とりあえず交換して様子見したいとも思ったが、本当に石が不良なのかも判らず、交換したら直ったかも?では、何か気分的に宜しくない。
ええ、それは私自身がそう思うだけの話と言ったらそんな具合なのかも知れないが、よく判らないけど、交換したら治ったわ。
それじゃ嫌なんだ(^ω^;;)
面倒くさい性だな全くもう(笑)

それで、真相はまだ判らないが、一旦、石は問題ないテイとして、他に問題が出たとして、この症状になりそうな箇所は何処だろうか。
それを考えてみる。
押しボタンのユニットは、単なるswの閉回路で成り立っている訳ではない事が判った。
sw的には問題はなかったが、そのI/OはTr.に入って制御回路へ入っている。
その信号のHi、Loがフリップフロップの集積石に入っている訳だ。
もしもこのTr.がノイズを出している様であれば、実際には接触していないのに、Hiを検知したかの様な振る舞いをする可能性は十分考えられる。

もう1つ気になったのは、回転検知部である。
これはフォトカプラで、シマシマのスコープを回転させる事でHi、Loを繰り返す事で回っている事を検知し、これ等の繰り返しが消えた時点でテープがEndに来た事を察知する。
従って、この検知部の信号がアヤフヤになると、回転しているのかしていないのか、停止信号をとりあえず出すか。という判定になる可能性も考えられる。

それともう1つは、このフォトカプラ、照明で明るくしていると、その明るさで誤認識をしている可能性をも思って色々やったが、これは関係なかった。
ただ、赤いLEDが光っているので、単なるcdsの様な気もする。
赤外線ではなさそうだ。
---Intermission---

色々の故障原因を考えたが、どれからやったら良いか判らなくなってしまったが、ひとまず実験として、同じICが複数個使われているので、これを外して、順番を入れ替えてみる事にした。

基板にある部品番号を控えておいて、場所を入れ替える。
そうすると、恐らく何かしらの動作に、壊れていれば変化が出るのではないかと推測。

順番を順にズラした。

動作は順調である。
然し乍ら、出力からは同じく24kcの信号が出ている。
此の儘走行し続けるのか、暫し放置。

3分待っても止まらないので、録音を試してみる。

発振波形が出なくなるのも同じく。
そうこうしていたら、症状が出た。
また同じである。
Pauseを押しても、Stopのランプが点き始め、チラチラとするのも、以前と変わっていない。
Stopが押されていると誤認識している様である。
それで、一旦こうなるとPlayもすぐにStopがかかる様になる。
これも前と一緒。
それで気付いた。
この間隔には、ある規則性がある事に。
FF、Rew、Play、Pause、ある順番を行うと、1分程はStopに連れて行かれなくなる。
然し乍ら、一旦Stopに呼ばれると、次の操作からはすぐにStopに呼び込まれる。
即ちである、これはコンデンサが絡んでいる壊れ方の可能性が高そうだ。
容量的なのか、それとも充放電かはまだ判らないが、その間隔が毎度同じになると言う事は、Tr.がノイズを出しているから、だとか、壊れかけて接触不良だ。という事ではないと考える。
もしも接触不良やノイズであれば、その間隔はバラバラの筈であろう。
制御部のコンデンサを調べてみる事にしよう。
専ら、もう50年程は製造から経過しようとしていると思われるので、メーカー推奨寿命は5回は過ぎていると思われし。
よく動いていたな。そう思う方が良いかも知れない。
---Intermission---

今度は制御部のコンデンサを調べる。
そうすると、これはハンダが乗っているとかそういう次元ではなく、ソルダレジストを剥離忘れた様である(°_°)
メーカー製とは思えないミスが連発で出てくるが、それでも上手く動いていた事には驚く。

洗ってみるとやはりレジストは綺麗に入っている。

両面という事でもない。
コンデンサが付いていた意味があるのか分からなくなるが、付いていた方が良いだろう…
そういう設計…というか部品が乗っていた訳であるし…

処理して戻す。
コンデンサは試験して特に問題なかった。
然し乍ら、動作はやはり変わらなかったが、規則的だったのが、そうではなくなって来て、間隔が短くなってきた。
ボタンの回路を調べると、Stop回路にて信号が荒れている事が判明。
ボタン側の回路が壊れているのか、それとも基準信号を出している側の問題なのか、切り離して調べると、制御側からの方が既に荒れているので、これはボタン側の故障ではないようだ。
そうなるとやはりICが逝っているのか…