A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

Welcome to A2laboratory

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 Yブログから移転しました。

 

—製品納先/展示 試聴—

・浅草 A2 Laboratory (当研究所)

東京 浅草 2丁目12-6阿部商店 内

別店舗 物件探し準備中...只今自宅兼(視聴にお越しの場合、アポ要)

 

・高萩 吉田理容所 (6SN7低歪コントロールアンプ/6L6シングル パワーアンプ 非売品サンプル)

https://g.co/kgs/afNkEE

 

・北上野 Kaise Cycle (6L6GParallelPP 4機 DJフロア向けに設計)

HP:https://kaisecycle.business.site

(アナログデバイスでの再生、フロア貸し、ダンスフロア)

 

 

 

 

---paragraph---

A2 Laboratoryにカンパするよ!という方は、連絡下さい(笑)

 

2C34 続き

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普通じゃ面白くないから、シャーシデザインを奇抜なのにしようかなと、配置を考えてやっていたら、ドミノ倒しをやってしまう。
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倒れに倒れて、2C34ストライク( ̄◇ ̄;)

何でもっと安いのが割れないんだ(ーー;)
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ただ捨てるのは勿体ないのでソケットとトップキャップは外して、何かの時の修理用に保管。

電極もただ捨てるのは勿体ないから、バラしてみる。

ヒーターは3つ折りで入っていた。

これは6.3V管の一般的。

電圧が高くなるに従って全長が長くなる。

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カソードは丸筒で、電圧増幅管よりか少し大きい印象。

6Z-P1と同じくらいと見受けられる。

カソードは、電子が飛ぶ様に、放射性物質が塗ってあるから、触らない様に。

ヒーターも同様に触らない方が良い。
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コントロールグリッドとプレート。
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グリッドは楕円でプレートは結構薄め。f:id:A2laboratory:20200728222639j:imagef:id:A2laboratory:20200728222607j:image

螺旋巻きで結構太い。

如何にもグリッドに電流を流せるタイプらしい頑丈な格子。

常に負のバイアス用の電圧増幅管は、触ると柔らかい位に細い物を使っているから、綺麗にバラすのも難しい。
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カーボンプレートらしい。

触ると黒くなった。

カーボンブラックの方が電子の吸着が良い。

ガラスにカーボンを塗布した物は、6D6や6C6では最後迄同じで製造法であって、カーボンブラックではないのを見た事がないが、ガラスへ当たって反射する電子を抑制する効果があるらしい。

それ故か、6D6、6C6、他カーボンブラックの球では、ガラス面で光る、電子グローを見た事がない。

この2C34は、プレート内部で青光りしている所は見られなかったが、ガラス面へは青光りしていた。

 

さてと....どうしようか。

Hadleyアンプを検討する

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先日、変わったデザインのメーター付いてるなぁと見ていたパワーアンプ

ハドリー・ラボのレア品だったらしい。良い値段になっている。

解像度の悪い、読めない回路図しか出回っていない様だが、大凡検討が付く。

マランツ8bに対抗しているという説があるが、見てみると確かにその様だ。

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EL34をAB1で使っているMarantzに対して、HadleyはドライブをカソードフォロアにしてAB2動作をさせて、最大出力を更に大きく図っている。

マランツの初段はペントードを三極使いをしているが、珍しい事にサプレッサに高圧を掛けている。

(ps:調べると3極使いの場合はSg、Su、Pを結んで使うのが普通の様)

一般的な使用法では、サプレッサはカソードと結んで使う事となっている。

簡略化された球の場合は、SuはKに、内部接続されている。

したがって、コピーの場合、6SJ7、6D6、6C6、6SK7、6BA6等でないと上手くない事になる。

オリジナルは6BH6だから、6AU6がシャープカットオフで、大凡同特性。

6AK6だとmhoが半分になるが、使えない事はない。

逆に倍ある6CB6でも良いだろう。

ただ1つ注意しておく点は、リモートカットオフ管を使った場合、入力の恐らくランブルフィルタであろうが、そこに入力しないと、g1にカップリングが無い為に、直ではバイアスが暴れて歪む。

シャープカットオフがオーヂオで好まれる理由は、使い易さであろう。6C6は良く売れるが、似た特性であるが、リモートカットオフの6D6は全く売れない。

バリμは、グリッドリーク代りにボリュームを使って使うと、バイアスの変化で低域で暴れるから、カップリングを入れて固定抵抗を入れて使わないとならない。

ここへ高抵抗を入れる事により、バイアスを加えるという方法もある。

利得を多く取りたい場合には有効だ。

 

さて、丁度6CA7は4本寄せ集め(笑)があるし、クオード2をコピーしてみたいとは思っていたが、ハドリーの方が変わった信号反転回路(※)を採用していて面白そうだ。

 

※変わった反転回路と書いたが、スプリング リバーブが流行った頃にカソード結合という方法があって、それの応用である。

あまりミラー特性は良くないが、それを補正している様にも見えるから、どんな様に動くか見てみたいものである。

マランツ8の場合は、低域の時定数が1増える反転回路で、ムラード式だったかと記憶。

カソード結合と同じであるが一方のグリッドをアースして使うか、ここへディカップリングを入れてバイアスを共有するかの違い。

凝った構成にはなっているが、コストはMarantzが低く、Hadleyは高コスト。

出力はHadleyの方が上回っている事は間違えないであろう。

より低歪みな事を考えての結果と思われ。

省エネ球 2C34 実験

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前々から買っておいて置き古しになっていた2C34を鳴らして実験。

双3極管のpp用の球である。

トッププレートだから、無理が効くRF球だ。

データシートには、AF帯はBclassと表記があったが、バイアスに-15Vを印加して使うから、厳密にはAB2であろう。

僅かA1の部分があって、それ以上はB2級に。

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ドライブで電流が流れないとダメだと書いている方が見られたが、調べると2W辺り迄はマイナスバイアス内で動作するから、大きい音を出さない場合は、電圧増幅管だけでもドライブ出来るかなという印象。

常時300v20mA(2本の値)で、6W、ヒーターが5W。

計12Wで、AB2でフルスイングさせると13W得られるらしいから、A級の常時数百W食う物と比べたら省エネ球であり、コストパフォーマンスが良いセットが組める。

この球も元々はカーラジオか移動無線系向けに作ったバッテリーに優しい設計かも知れない。

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調べると、Ebb300 Ip10mA Eg-20 でもHiFiで良い音である。

バイアスが深いとA1の範囲が狭くなり、B1域が近くなるが、大音量を得ようという使い方でなければ問題ない事が分かった。

 

同じく、双3極管の79や6Z7の場合は0バイアス動作でIp20mA流れるから、常にA2動作で、ppでB2動作で使う他なく、ドライブ電力が初っ端から必要になる。

3:1かの低周波トランスで、アンバランス入力をバランスで出力して鳴らそうという設計。

部品点数を極限に減らしたいという事がよく分かる。

 

低い方から高い方まで均衡の良いHiFiで、2A3よりもガッツのある力強い、押しの良い鳴りに感じている。

勿論、バラックで良い条件ではないしNFBも無いが、文句無い動作を見せるから、バッチリ組み込んでも、文句無いはずである。

 

2C34はEbayで800圓程度と安いが、送料が25.30USDと割高であるが、人気の球と比べたら幾分手頃である。

 

ps:6WC5の7ピンソケットと兼用と思い込んでいたが、Medium 7pinで僅か合わず。

結局新たにソケットを追加購入しなくてはならなくなった(^ω^;;)

2A3 実験してみる

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GM-70の実験回路で同じく直熱管の2A3も実験してみる。

マツダのデータシートでは、A1シングルで、Eb250 Eg-45 Ip60mA とあったが、実験してみると半分の30mAしか流れなかった。

Jan CRC-2A3とUX-2A3とで若干異なりJan特有の寿命優先球なのだろうか。

はたまた電源ユニットが、内部抵抗が低い球だから、電流を制限しているかな。それだと電圧も落ちて来るから、違うとは思うのだけど、詳細が分からない。

2A3自体はgm検査で合格値を示しているから、エミゲンという訳ではない。

ラクタが多いから、エミゲンの場合が多いモンであるが(^ω^;;)

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フィラメントは僅か赤くなる程度だけれども、動作中は結構な温度になる。

ミテクレの面白さで行けば、GM-70の方が電球みたいに明るくて、如何にも動いているという感じがして楽しませてくれそう。

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大凡出力は3W。

電流計が大信号時にはピピンと振れ動く。

グリッドバイアスも、マイナスの方へ電流が流れたり、プラスの方へ流れたり、1mA程度であるが、ゆっくりと動くのを確認。

これはカップリングに4.7μFと大きい物を入れた為と思われ、カップリングへの充電時間があって、振れが遅くなった事と推測。

 

音の方は、GM-70と大して大差は感じられないが、低域の深みは少ない。

押し強さというか、大きい球ならではの、低域の安定感、重量感がやはり薄い。

古風な電蓄的な音だが、ペントードの軽はずみして1つ低域が増えている感じともまた異なって、サッパリしている感じもある。

2A3には、古風なフィクスドのフィールドスピーカーが似合っていそうだ。

低域が良く出る10吋や15吋を使った後面開放のエンクロージュア。

大分懐かしいが、ほんの10年程前までは、そんなセットで楽しんでいたのだから、進展があまり無いなぁと思ったり(笑)

GM-70 実験

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845は2つ折りだった様な記憶。

5B38風に3つ折りです。

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以前に作った5B38 Z級シングルは最大150Wクリップだった。

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GM70はPd125Wだから、50Wも出せたら良い方じゃないかなと思ったり。

どちらかにしてもシングルで大出力というのはかなり珍しい。
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実験...
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電極とガラスが近いから短時間で結構熱くなる。

6L6や6V6、42を定格で動かしている時に似た温度。

 

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フィラメントが20Vで3A。15V最大の電源しかなく、AC点火ではハムが凄いから、DCにしたらドロップが大きくて12V程度に。
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Ep300 Ip40m
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Eg-25
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Igは0を示しているが、数十μAは流れている事と思われ。

0バイアスで動作させると2.5mA吸う。

A2でも動作するであろうが、強靭な励振段でないと、吸われてしまう事と思われ、あまり実用的な気がしない。

iPhoneのOUTの500mV程度で良く鳴る事が分かったから、ステップアップしてみる。

 

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50BM8 A1シングルのOUTに100v:6.3vの電源トランスを逆付けして、これをGM-70のドライブとする。

F特は多少のウネリを示すが、まあ実験であるから、最大出力が如何程か見るのには、この程度でも良いだろう。

B電圧からすると12Wだから、半分の6W位は得られるかと思ったが8W近く得られている。

NF無しでも結構馬力のある印象で、小さい球アンプのNFB有りの様な雰囲気もある。

ペントードの低域が1つ多く出てしまう様な印象とは真反対。

GM-70

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ウクライナからカートンで仕入れてみました。

ちょいと大きいGM-70であります。

815よりも実は実力派で、“アメリカよりかussrの方が優秀だった”時代があったみたいで。

2A3や300Bと同じく、直熱管 三極管でありますが、厚いプレートや大きさからしても分かる様に、大出力が期待出来る球であります。

欧州では結構AFアンプを作っている方々は多くて。

但し、Epが1000V近いから、小型に作るのはまぁ難しいかなと。

大きいだけで、出力が出ないというならば、小型には出来そうであるが。

シングルでもプッシュでも数あるから何でも出来る。

考えようである。

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箱は2重でウクライナポストの箱かな。

舶来感があって良い感じ(笑)

黄色のロゴはGoogle....っぽい様なそんな雰囲気(^ω^;;)

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他のソビエトの物を輸入した時は、独特過ぎて読めなかった(笑)

特に緩衝材が一杯入っていた訳でもなく、あっさりしていたけど、フィラメントも切れていない様であるし、割れてもいない。

Rossiya、丁寧である。税関で跳ね返される事が稀にあるが。

CNから買った時は、フィラメントは粉々になるし、箱はぺったんこだしと、まぁ物凄い状態で来た事があったが、FR、LaPosteだとそもそも届かないという事があって、紛失届もお粗末だから、届かない事が前提にした方が良い。泣き寝入りした事があるから、強くお勧めしない(笑)

 

さて、GM-70、数あるので希望の場合はお裾分けします。

状態は抜き球ですが、電子焼けも無いので、定期交換したと思われ、AFに使う分には、エージング(?)が済んで丁度良い頃合いでしょう(笑)

試験してから送ります。

4CX300A セラミックな真空管

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前々から実験していた4CX300Aを組んでみようかなと。

真空管と云うと、硝子管の印象があるが、これは、みっくミクなセラミック(笑)な真空管である。

宇宙電子管、ニュービスタの製造法と同じで、ヒーターの灯っている所は見られない。

100%近くで動作の場合は強制空冷だが、AF帯で最大で使わなければ、自然でも大丈夫であろう。

尚、ヒートシンクはアノードだから、RFのセットでは、+アースで使うのが一般的である。

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サイズはチムニーのソケットに入っているから寸胴であるけど、セラミックの球本体は15φ程と細く、放熱ヒートシンクが随分と大きく見受けられる。

AF AB1で2.5kVを印加して使うと出力800W。

ステレオ1.6kWと、ぶっ飛びカーステレオみたいな出力である。

業務用PAの最終形の様な印象もあるが、石の方が効率が良いし安上がりに出来る事と考えられるから、4CX300Aが使われたPA機はそう滅多見られないのではなかろうか。

 

はてさて、A1シングルでも、Ebb600で100Wが得られるとの事である。

シングル100W、プッシュプルであれば、6CA7やKT150で出せるであろうが、かなり無理させた使う方と思われ。

元が300Wの球で、100Wを得るのとは違う。