組み立て…
初段からCRを…
デカップリングとNFBのマイナスは信号の負極から一緒に取るのをやめて、S.P端子から出して信号ループが最短場所にしてみた。
普通一般は、アースに落としてしまうが、回路図では、入力と出力が一緒になっている図ではないし、遠いループにすると低インピーダンスの場合は、線抵抗で線間電圧が僅かに生じるの可能性(?)も考えて、一緒にしない事にした。
多分少し晴れる音になりそうな予感。もしくはNFBを掛けていない様な雰囲気になるかな…?
終段高圧Bをは整流せず、低圧側をテスト。
フィラメントは下から見ると結構良く光る。
P.L並に明るい。
OS51のsgに280vを印加するだけで、7.3mA流れていた。Bをショートさせると音が僅か出るかも知れない。
-Cは組んでいる最中に、Cバランスに成り立たない事に気付いて変更した。
Rávelのオリジナル回路はCバランスは無視した設計であるから、ペアになるOS51を用意する必要がある。
当時は容易に手に入っていただろうから、これでも良いが、今となってはペアを集めるのも手間であるし、どれでも使えた方が後々良い。
専ら、厳密にペアにした所で数時間も使えばズレるから、気にしない方が気が楽である。
NFBは4段構成の2段目に入っていて、反転、正転…と来て、OPTに正転で入るから、位相が完全に合う。
普通一般のアンプは2段か3段だから、位相は反転している。
だからOPTを逆相に使えば良いだけの話であるが、巻き始めと巻き終わりは合わせたいところ。
アマチュアの自作品は逆相に出ている物もあるが、JBLのS.Pを使うと、ウーファーが逆相、ミッド、ハイが正相だったりと、色々面白い仕様になっているから、あまり関係ないのかな(?)
JBLが作っていたアンプは逆相で出ているらしい説がある。(+が実はマイナス、-がプラス)
想像からするに、このラヴェルのこの設計は明るい音がするだろう。
位相が反転で入っている物は暗い音がする…という先人がいる。
明日音を出して、問題がなければNFBを実験してみる。