A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

トーキーアンプの続き

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続き。今日も試聴して良い具合だからひとまず仕上げ。
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戻す。
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背板(?)を付けると余計に低域が引くっぽい感じになる。制動が効く?それとも裏で響いたいたのが止んだ?分からない。

試しケースを蓋するとどうなるのかもやったが、鼓みたいな太鼓みたいなポンポコした音になって宜しくなさそう。

開放の方が余程普通だった。そうやって使う物だけど(^^;;

§ 

組み上げ、正面で試聴したのだが…

思った以上にギンギンで耳が痛くなる。

低域は出ないし、2-4kcが出過ぎてラッパの拡声器よりも鋭い鋭利な音がする。

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裏側で組みながら、確認にスピーカーを回り込んで正面で聞く…挿絵みたいなやり方をしていたのであるが、真の真正面ではないから、どうやらその凄まじい立ち上がり分からなかったらしい。少しでも横に来ると暗い音に感じる。

近過ぎると範囲が狭く感じるが、ある程度離れたならば、その範囲は広くなるから、十分ハイが出ていると感じる。コーンスピーカーの場合は、ラッパに比べてパーっと広範囲に広がり易いが、ハイはかなり限定的に中心で鳴っている。指向性が強い。

裏で聞いた感じで、モコモコ、ハイが少し出ているかな。という程度で充分過ぎた。

裏側は低域が物凄いドンドコして出過ぎていて、こんなで良いのかと不安になる(^^;;
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イコライザを再調整して、心地良い音になったから、完成とした時のF特をスウィープを掛けて調べた。グレーの部分がその特性。

60c/s辺りが山になっているが、出過ぎな印象はない。
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音楽ソース。

2kc-5kc間が強く出ると、ギャンつく様な鋭い音がして耳が痛くなる。

スピーチは音が飛び易い感じにはなるが、電氣ギターやバイオリン、トランペットもこの辺りに掛かると、ギャンと凄い鋭い音がしてうるさく感じる。

ただ、古いフィールドのスピーカーはこういう音がするもの。

昔のOPTなり、ソース、マイクは、多分1kc以上がなだらかに落ちていて、この位スピーカー側が持ち上がっていないとフラットにならなかったのか、それともあえて遠くに音を飛ばす意味で、ギャンと凄まじい音がする様に作っていたのか、はたまた当時の技術ではこうなってしまっていたのか…?分からないが、現状で非常に聞き易い音にはなっている。

というか、普通。

5kc以上が出難いが、補うならば2wayでハイのユニットを継ぎ足せば丁度良いであろう。

これにて完成。

出荷して次のをやらんと(^ω^;;)

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久しぶりの落書き(笑)