こんな様なデザイン。
特別、裏も表もない。裏の無い音が出るかな(笑)それはまた違うか(^^;;
PT15、初めて封切りした物でも、キャップを嵌めてみたらロストルが剥がれてしまった。
接着し直す。引出し線がとりあえずは切れなくて良かった。
袴の釉薬の色が、白と薄緑とがあるのは分かっていたが、ガラスのデザインも違っている事に気付いた。
手前の緑袴の方がKT88風な寸法に膨らんでいるが、奥の白袴は下迄膨らんでいた。
ゲッター受けも桶だったりパイプだったり。
製造時期が其々異なるのであろうな。
まぁまぁ気にならないけども(笑)
スイッチが何となく普通過ぎて面白くなかったから、メキシコ カーリングに交換。
重くも柔くもモッチリした良い感じ。心地良い。少しノブが太い。
でもって、ヒューズホルダも普通過ぎて芸がないから、サイン付に変更。ヒューズが切れると点灯する面白いホルダ。
防衛省から出たデットストック補修用部品。
ヒューズが1本の場合は専らサイン付で無くても良いのだけど。
無線機で各所にヒューズを入れていて、どのヒューズが切れたのかを一目で確認する用途が本来の使い方と思われし。
若しくは、機器内の暗がりで作業するなんて可能性のある場合であるとか。
平常運転時。
デカいパイロットを付けたのだけど、U19もPT15も直熱ではあるけど、トリタンではないからボンヤリ。
柔らかい風合いが良いかな。
現品限りを幾つか集めた。
コーネルダブラーはUS。
TCCは英国。
ソビエトのは多分オイル。この中では一番重い。
ソビエトの録音は古いSP盤時代のをLPになっても使っている様な雰囲気で、ナローではあるは、独特の音がする。
重心は低域に寄っている。低域が得意。
恐らく内部インピーダンスは低いから電源には有利。
1個しか無いから、電源部に使ってみる。
以前にシルバーマイカかのソビエトのを使った時も、容量が少ない割にハムが取れるし、低域の安定も良かった。
絶縁試験をしたら、ソビエト以外は250Vで200kΩと全然使い物にならない高価な廃品だった(笑)
そりゃそうだ。こんな古い物(笑)
その中でもソビエトのコンデンサだけは20MΩ以上を示す。耐久性は抜群に良い。流石。
使い物にならない漏電の多いのは、低圧ならば無視できる程度に下がる筈だから、リモートカットオフのグリッドへ入れて使う事にする。
シャープカットオフの球ならば、入力カップリングは不要であるが、リモートカットオフの場合は無いと、バリアブルμとして動作して都合の悪い音になる。特に高周波がダダ漏れの機材を繋いだ場合は特に不味いが、そんな事も無視して作っている類は多そうだ。
これはFabriqué en Europe. だと思う。加盟国内ならまぁ何処でも良いっていうアバウトな表記の方法なのだけれども(^ω^;;)
見た感じは、エレハモのオイルにも似ているが、同じ容量でもEHの方が少し大きかった。
もし巻いてあるサイズが大きいのならば、EHを選んだ方が良さそう。
というのも、多分大きくなる理由として、ホイルが蒸着ではない可能性。無垢のホイルではないとは思うけれど。
もしくは紙が厚い。古い感じの製造方法とすればEH。
MODは新しい様式の製造方法の可能性が高い。
MODの方が値段も割高。
-Cは絶対性が必要だし、PT15は割と大きいから、無バイアスで運転したら500mAはあっという間に流れそう。
その時はヒューズが飛ぶかも分からないけれど、遅そうな気はする(笑)
まぁまぁ程々に赤熱させても、このガタイならば程々やっても壊れないだろうとは思うけれど。
そんなだけど、ボーンズの2W巻線を選んだ。
これが結構高価で笑う。
然し乍ら、似た様な巻線型で1/4の価格のもある。
同じ外見であるし、容量も同じそう…に見えるのだが、ボンズの2W時に40℃に対して、安いのは2W70℃とあるから、線が細そう。
どちらも2W1000時間寿命との表記は変わらないが、 ボンズの方がまだ余裕のある設計であろう雰囲気はある。
電流を流さなければ、C調整のVRは小さくても良いのであるが、電流を流さないという事は、Rgが大きくなるという事を意味する。
Rgを案外守らないで作るアマチュアは多いが、大きい球は基本的にRgは結構小さい。10kΩ位が大きい程だと思っていた方が良いかも知れない。
だからグリッド接地な設計だったりする訳で、安易に思わない方が良いというのは言うまでも無いが、守らないのは大多数(笑)
今回はデータシートに表記は無かったからトータルで30kとしたが、なんと無し大きい様な気はしないが、欧州の球は案外大きくても平気なのかな。
熱暴走すればRgが大き過ぎる意味になるけど。まぁこれもやってみない事には分からないけれど、EL32で低く出しているし、ドライブは十分であろうから、Rgは低い方が壊す率も格段に減る。
部品集め、特に抵抗器はボチボチ進める事にする