A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/07/15

前勤めていた工場の職人と今年に入って連絡していなくて、元気なのか電話してみたら、何とか元気そう。

脳梗塞の事があって前から滑舌が悪かったが、少し増して悪くなっている雰囲気。

今年に入って大腸ガンで2回も病院へ行っているとか、こんな時期に病院へ行くのも貰って来そうで怖いなぁなんて話をしたけども、それでも病院へ行った位だから、相当悪かったのだろうなと思ったり。

突っ込んで聞かないけど、多分そうだろうなと解釈した。

元気になったらまた飲み行こうという辺りが“彼らしい”。安心する様な逆に元気を貰う様な。

でも今また増えているから、元気になっても、収束しなきゃね なんて言って。

其れ迄は2ヶ月に一遍位の感じで職人集めて会っていた。

皆さま八十路越えて今も尚工場で勤めているのは流石としか言い様がないが、私は人付き合いで脱離して、なまじ自営業で、辞める時は一緒にと言っていた約束は破ってしまって。

でもそれでも、たまに飲みに行こうかと付き合ってくれるのは有難いもので。

 

 

 

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もうフォーミングも済んで馴染みは良くなっている。

日々あまり変化は感じられなくなった。

専ら古い部品は所用箇所へ使っていないから、コンデンサも元気が良く耐圧マージンも表記の1.25倍は電流が流れず大丈夫であろう。

古くなると耐電圧が下がって来るから、フォーミングをしてやらないとパンクの原因になるが、抵抗を入れといてやれば、それがドロップになるから、派手なパンクは防げる。

そもそもフィルムコンデンサを主で使っているから、フォーミングなる事は必要なく。

ケミコンも一部使ってはいるが。

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場所が無くて固定のNFにしてしまったが、NFを掛けると全体が暗い印象に。

ゲインが下がるというのもあるが、ストレートのHiFi感を知った上でNFBをOnにすると、どうも曇った様であまり良い感じがしない。ちょっと多めだったかな。それともこれが一般的かな...

NF無しの場合、中高音にピークがあるのか、音声が得意な雰囲気があるが、F特にウネリがある訳ではなく、信号のピークの立ち上がりの良さである。Cのインピーダンスが関係している。

サッパリ晴れ晴れしていて良い音である。

今は周波数特性がグチャになる質の悪いトランスも部品も少ない(?)だろうから、別段NFで改善を求めなくても良い様な気がする。

NFを掛けないとストレートにならない設計は別であるが(^^;;

最大出力にマージンが多ければ、歪率は低い訳だから、NF無しでも十分なハズ。

回転系、IMは最大出力付近に近付くと考え様だけれども、余裕があるとすれば、それは瞬時ピークで入ってとしても、無視できる範囲と考える。

 

 

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企画で個展を今期やっている事もあって、行ってきた。

コロナで客足はかなり低そう。