Tannoyで試聴してみた。
特性通りの音と言った具合で高音は撫でやかである。
冷たい高音が風が通る様にススゥーっと出るユニットであるが、なんとも温かい様な柔らかな耳当たりの優しい音である。
低域はそれでも豊かで、こちらは文句はない。
ハムは残っているが、1stと2ndで打ち消しをするも100c/sと50c/sに出ているがスピーカーからは聞こえなかった。
SP盤の再生は問題ない。
当時のソースしか聞かなければ、なんら問題ない。
近代ソースは高域が不足に聞こえるが卓で10kcを+10dB上げるとまずまずフラットに感じる。
ただ独特の、モノーラルなのにステレオ感の様な不思議な奥行き感は何だろうか。
トランスによる効果なのかな。
トランスは自家製だから、時定数をコピーされても同じ物は完成しないから、無意味に近いが回路構成は上記の通りである。