A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2024/02/10

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Tannoyで試聴してみた。

特性通りの音と言った具合で高音は撫でやかである。

冷たい高音が風が通る様にススゥーっと出るユニットであるが、なんとも温かい様な柔らかな耳当たりの優しい音である。

低域はそれでも豊かで、こちらは文句はない。

ハムは残っているが、1stと2ndで打ち消しをするも100c/sと50c/sに出ているがスピーカーからは聞こえなかった。

 

SP盤の再生は問題ない。

当時のソースしか聞かなければ、なんら問題ない。

近代ソースは高域が不足に聞こえるが卓で10kcを+10dB上げるとまずまずフラットに感じる。

ただ独特の、モノーラルなのにステレオ感の様な不思議な奥行き感は何だろうか。

トランスによる効果なのかな。

 

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トランスは自家製だから、時定数をコピーされても同じ物は完成しないから、無意味に近いが回路構成は上記の通りである。