A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

サークロトロン

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最近の面白いネタとして、サークロトロン回路が目立ったそう。言われる迄、私は知らなかった(^^;;

店でmjに目を通したら、確かに面白そうだ。

来年號とで上下巻になっているが、もう揃っているから、どんな動作なのか調べる為にも買った。@1460圓だったかな。

近年のmjを買うのは初めてかも知れない(?)

“無線と實驗”時代のは面白いから古本屋で見つけたら纏め買いしてしまうが、あまり差がないかなぁ(^ω^;;)
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サークロトロン。EVの特許らしい。

新しい回路ではないが、見た事ない繋ぎではありそう。

どんな動きかみると、電源が2つ…初段とを含めて、モノーラルで3つ。

ステレオだったら5電源必要。

ppのOPTのセンターで落としているのは、バランスでグリッドリークとマイナス信号の出入り口。

トランスは、球の相互が均一に働けば、DC打ち消し動作になるかと思われる。

サンスイのアンプの様であるし、OTLの様でもある。

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色々考えて、プレートへ直に高圧を印加するよりか、カソード側へ持って来れば、コンデンサの挟まる位置が変わるから、効率良いプレートフォロアーになるのではなかろうか。と思ったり。ループの中では、どの部分にあっても変わらない可能性も高いが。インピーダンスは低い方が良さそう。

でもって、WE式に信号ループを速くしてやれば、無アースでも良いだろう。

ただ、これで発振しないかは実験しなくては分からない。

もし発振しないのであれば、シングルのOPTでも良い事になる。

ただ、アースポイントがバランス良い場所で落とせなくなる。

 

電源Bタップが複数必要になる事から、珍しい回路ではあるがコストが嵩むのが痛い所。

折角だから、実験してどんな音がするのか聞いてみたい次第。