A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

6BD5

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先日の15Eは数日かけて点火して全数様子見したが、ガスは晴れる事なく、cgを±に振っても、Ipは変化を僅かしか起こさず、殆ど無視した状態で、ガスによって漏れが大きく整流管にもならず。

不良品確定だった。

ゲッタ無しの球は、なかなか状態良く維持するのが難しいのかも分からない。

 

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パワーを掛けられる実験をやったから、ついでと言ったらそんな具合であるが、テレビの水平出力管の6BD5が6L6に本当に近い物なのか確かめてみた。

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水平出力との事であるが、ピンは頭出しではないから、9インチだとかの小さいテレチューブを振らす用途だと思う。

Epは1.5kvには耐えるそうだから、750vを印加して使っても大丈夫と言えそうだが、500vが程々か。

sgは310v印加しても良いらしいのは6L6に似ていそう。

水平出力管は大凡Esgが低い物が多く思う。
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Ep440 Esg250 Ecg-21 Ik(2valve)55mA

出力は5k ppのOPTを使って20v程入力した所で4Ω16Wだった。

AB2にも耐えられる実験セットであったが、歪んで限界だった。

OPTが小さ過ぎるのか、全体的にIM歪が多いか、独特の音が出ていた。

気にしなければ分からないかも知れないが、何時も聞いている音ではない音を含んでいる。

6L6であると9k ppが程々選ばれるかも知れないから、5k ppでは立ち上がり過ぎていたかも知れないが、A2領域がどうなっているのかは調べていないが、0vに近寄るだけでもかなり吸い込んでいる可能性は考えられる。

UZ-42でドライブしてギリギリ16w出ていたとすれば、相当非効率な球の様に見受けられる。

UZ-42でも18W得られるから、42ドライブにする位なら、42を終段にした方が良い事になってしまう。本末転倒(笑)