A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

支給されたトランス

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支給品のRコアトランス。

RS-20なるボビンからAVは探せなかったが、コアサイからして260W程と思う。

平たく大きく、EIの500W程の面がありそう。

高さは半分以下。

全く仕様が分からなかったから、とりあえずの通電試験。

Bは445v x2、16v ct x2、7v、6v である。

16v ctは線が細いから大凡2A程々か。

6v、7vは線が太いから5Aは取れるだろうか。

コイル線経を横から見た感じは、2A程々程度か?

ダブル巻きにしているのか分からない。

445vは、元々300Bシングルの解体品だから、250mAは取れるかな。

簡単に計算すると、354.5W…

これはオーバーだな(ーー;)

 

と思いつつ、6336Aを7vに繋いでどの位ドロップするか見たら、1次に入れた3Aのヒューズが物の見事に溶断した。

5Aでセーフだった。ラッシュカレントが凄まじく大きい様だ。

7vは6.4V迄落ちた。多分取り過ぎ。だが、暫し通電していても熱くはならない。コイルは温い程度。コアは冷たい。

それよりも線の方が余程温まる。

とりあえず、高圧の制御用でフィラメントとカソードは同電位にしたいから、このタップを活用する方向にした。

6v巻線を電圧制御用に、16v ctをサイラトロン タイマーのフィラメント、リレー供給用に使う。

HV-972は5v10Aだから、これは別トランスで点火すれば良い。

 

ミテクレ ハッタリの所謂マニアが好む様なデザインではなく、コンパクトに凝縮した実用性、耐久性重視な物で、TELEFUNKENに対抗したい。

出来るだけ細長い様な(笑)

期限がとりあえずの10月いっぱいには欲しいとの事である。はよ部材集め、シャーシ寸法を決めて板金屋に板材を発注せねば。

忙しいぞい。