見れば見るほど芸術性の高い作品だという事が分かる。
何も言わずとも、現物が語ってくれます。
Ef3が定格ではあるが、電球の如く2vでも煌々と光るのである。
1vの差は、この頃の球は大きな差であろうが、グリッドへ触るとプレートへ反応があるから、もしかすると動作するかも知れない、そう思ってBを印加してみた。
フィラメントを交流点火した為に、ハムが盛大に出力されているが、そのハムを変調した形で入力信号が現れているのが観測出来た。
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フィラメントを直流点火にして、更にフィラメント電圧を定格に近くに持って来られる様にレオスタットを入れて、2.6Vで点火してみた所、Ipは大きくなり、0.33mA流れた。
rp190kωの計算になる。
μ3.75で20c/s-20kc迄綺麗に得られた。
抵抗結合でも使える球らしい。
それで言うとケロッグは抵抗結合ではμが1?1以下程であった。
単に不良に近いのか分からないが、より古いと思われる球の方が現代的な球と同じ動作をするというのは、何とも言い難い気もする。