外回りした時に、面白いの欲しーなーと言ったら、こんなのどう?と奥から出て来た古ーい球。
これより旧型は、真鍮袴。
もっと古くなるとトップチップ。
プレートには少し赤い錆みたいなのが出ていて、ガラス内も少し赤い。
空気が入っていても不思議ではない古さ。
点火するとトリタンみたいに明るくなる。
トリタンではなく、純タングステンらしい。
200Aになってトリタンへ。
200は電流は1Aで定格5V。
空気が入っていると、こうは光らないから大丈夫だろう。
赤いのが照らされてもっと赤い感じに。
真空引きがまだこの頃は上手くなかったのか、アルゴンガスが入っていて、割りかし低真空らしく、ソフトチューブというそうだ。対して、高真空度の球を、ハイバキュームチューブ。
3Vでも十分明るくて、フィラメントが燃え尽きそうで怖いが、増幅は入力を下回っているが、信号がプレートへ出ている。
4Vに達すると、途端に増幅度が上がって、μ6。
2.5〜の入力が最大と言った具合。
無バイアス0Vベタ。
5kバイアス、-3V
Ep27V Ip0.53mA(定格はEp15-25)
両方ともに、同じ動作をするから、壊れていないかと思う。
μ6であると、初段という感じもしないが、ラインのコントロールアンプに使ってみるかな。
電流が流れないから、600Ωライン出しは酷な気はする。
そうすると線に左右される音がするなぁ…(^ω^;;)