A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

TFK AC150

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テレフンケンのAC150を使って、超即席実験を行ってみる。
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μが随分とバラバラで、同じ物とそうでない物を分別して分かった。

底の部分の色が選別になっているのだな。
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ブレッドボードが何処にやったか分からなくなった。

出張修理の合間に即席でやって音出ししたいから、ブレッドボードを探す時間が無駄だ。となって、バラックボードになった(笑)

確実に接合されているから、接触抵抗も少ない。

ジャンパーも直にやるから、線は極力減らせて良い感じだ。

難点は、ハンダを外さないと交換出来ない点のみ。あとは全く気にならない。

 

 

即席だから1時間も掛からないで組み上がったと思う。

早速音出し。発振はしていない事を確認してLineOUT。

いやぁ。明るい音が出るものだ。

こんなバラックでもノイズは少なく、スクラッチとドライブの音の方が大きい。全く上等である。

 

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物は試し、其の儘SRC 54に交換したらどうなるのか実験。

TFKはチリチリ シャリシャリ、フィルターを掛けて具合良くする方式なのかも知れないが、こっちはマイルドに聞き易い音になった。所謂HiFiの普通の具合で。

少しボヤんとする様な具合が何とも球クサイ様な大らか感を思わす。

 

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また物は試し、東芝の2SA466

低域の重量感が少し引いたかな…?

TFK程明るい印象がない。ただボヤけてもいないかな。

穏やかと言ったらそうなるのかも知れない。

通電直後のブツブツノイズは一番少なく静かだった。

 

まぁ球転がしも、回路の安定が良ければ、あまりにもケタ外れな物を使わない限り、AFの変化を起こす事はないが、これもNF型であるし、大きく変化は起こさない、安定した回路構成なのだと思う。

石転がしの方が予熱も時間もないし、即座に音が出るから、分かり易いと言ったらそんな具合であるが、大凡取れでも同じかな。

音楽が楽しめる音は出るという事は分かった。