A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

ELL80 アンプ 完

特に発振も再発せず安定しているから、良しとしよう。

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残留ハムは、ppなのに手巻きチョークを入れたから更に小さくなっている。

-50dBの立ち上がりがハムである。球から来るものか、電源のリーケージか分からないが、静かである。

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F特。
NF out

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NF  in

少し丘になっていたのが均された感があるが、低域は同じ分だけ衰退している様にも見受けられる。

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小さいから埋まってしまう程コンパクト。

但し、このセットの場合は、このサイズが大きくも小さくも…少し小さいかも知れないが、丈には合っていると言える。

AB2級のPT15は、それで言うと、これも仕事に対して小さい部類だ。
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ケースは6パーツ組のスタイルであり、上板はスライドで入れるだけであるから、これの一体化具合はかなり悪い。

というのも、調整していて、妙なノイズに悩まされたのであるが、ケースの各所をアースで結ぶ、ネジ面の塗装を剥いておく事で解決した。

従って、このシャーシにマイナス側の電流を流す様な設計にすると、各パーツで抵抗値が高くなった場合に、そこへ発生するI*R=Eで、50Vを超える箇所とを触った場合に感電するから、近年よくある多パーツからなるケースの一体性は気を付けて製作する事をお勧めする。

シャーシに電流は流すべからず。

全ての面を線で結び付けるのが一番手っ取り早く、無難である。

 

 

Twitter、なかなか使い易そうである。面白い。

 

TannoyではNFがoutの場合には拡声器的に結構際どい音が出る。

古いフィールドスピーカーは、この音が得意な傾向がある。

部屋のモダンショートでは、変化をあまり感じなかったから、ユニットによって出易い、出難いの差があって、出難い場合は吸収されてNFの戻る量も少なく、出易い場合にNFで戻る量も多くなり制動が効く事と思われ。

inにすると落ち着き、所謂普通の音である。聞き易い。

よって、NFBはスイッチ式か、負帰還量を連続可変に出来る様な方式で設けておくのが親切であろう。

好みで使い分けたら良い。