2022/12/30、3:48 右折してきた某清掃会社のパッカー車がテントに突っ込み壊し、その場を走り去った。
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ズゴン、バリバリと、金属が引き裂ける様な金物の音と大きな揺れとで飛び起きた。瞬間に店に車が突っ込む手口の強盗かと思った。
窓を開けて見下ろすと、パッカー車が2度バックして切り返しを図るも、曲げた骨組みが車体へ潜り込んだ部分があったらしく、激しく嫌な金属音とコンクリートの避ける様な乾いたパキパキ音、砂が落ちる様なザラザラとした音が聴こえて来る。
一度は車から運転手が降りるも、”大丈夫、大丈夫”と声が聞こえた。
助手と2人であろうか?
この手の接触事故は今回が初めてではない。おそらくちょこちょこ当てていた常習犯と思う。
警察には届け出しなかったし、補修もこちらでやるか、時に良心な清掃会社は、日中に自首してきて、修復をする所もあったから、今回もそれに期待するかと思ったが、現状を見て、こりゃぁ修繕の余地なしと判断。
溶接部は千切れ、コンクリートに埋め込んだ部分もコンクリを割って抜き出ていて、テント自体の骨組みも変形。
ある意味、何時落下しても不思議でない様な具合で、多分テントの布で繋ぎ止めてある様な具合にも思える。
蛍光灯も器具が湾曲して、球が入っていたら粉々だったであろう。
上は穴が空いている状態で、テントの意味はなくなっているから、電燈線は両切りで断たないと漏電が危険である。
そんなで、警察に通報。器物損壊と交通事故の線になった。
夜に再度別の班の交通部交通捜査課が来た。
警察は防犯カメラの映像を収集して回っていない事が昼間に分かったから、町会の防犯カメラの記録を一早く回収しておいて複製した。
カメラは複数台あるが、2台のカメラが斜め横のショットと真正面のショットがあって、どちらへ走り去ったのか、どこの角を曲がったのか分かったから、これで十分であろうと他は抽出しなかった。
これが後に来た警察が求めたから、サブマスターを提出しておいた。
車体横には社名があるし、ナンバーも写っているから、逃げても時間の問題であろう。
それにしても、助手と2人だと思っていたが、記録映像には運転手1人しか写っていないのである。
そうなると、”大丈夫、大丈夫”の声は、独り言?自分に言い聞かせていたのかも知れない。
そんな事を考えると、飲酒運転?バレないから大丈夫っていう意味なのか、車が大破していなかったから大丈夫という意味なのか?
当人でないと、どんな心境であったから計り知れないが、今日1日、連絡もないし、謝罪にも来ないから、やはり警察にお願いして良かった。
それよりも、半壊(?)したテントに触る馬鹿者が現れないか心配で、警察に相談すると、警告文を張り出しておけば、もし万が一、鉄棒の様にぶら下がって遊んで、怪我をしようと問題にならないそうだ。
でもって、警視庁のKEEP OUTのテープを貼ってもくれた。
年末、やならきゃならん事が多かったのに、何もできずじまい。予定が大きく狂った。