A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

OS51 試聴

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脚の錆を払ってやったのが効果覿面で、ジャリジャリともバリバリともやらなくなり。

これにて完成。

本家のRávelに敬意を込めて、オマージュである事を書き入れた。

 

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iPhoneから直送りでやった方が高周波ノイズが少ない事は良くわかった。

Airは便利であるが雑味多い。

自室は8Ωのスピーカーをパラって前後ろにしているからインピーダンスは4Ωの計算になる。

iPhoneからの送りを最大にする前にスピーカーが逝きそうだから、うるさ騒がしいレベルになった時の観測で、4Ω 78W出ていた。

8Ωでは39Wになる。

Deccaのロンドンリボンは40W定格だった記憶だから定格一杯一杯と言ったところ。

オシロで確認していてもまだ歪んでいないし、音も歪んで聞こえないから、まだまだ余裕がありそうだ。

スィーっとサッサーっと波形が跳ね上がるからNFB無しでは怖くなる。

大きい音に怖さを覚えるのは、スピーカーが逝く可能性を感じてなのか、ピークが綺麗に出過ぎて、精神的に訴えて来るものがあるから?分からない。

 

これ以上はスピーカーの歪みレベルが高くなるかも知れない。コーンがオーバーシュートして歪み出す。もう壊れるギリギリ。

接着剤が剥がれ壊れるか、コイルが燃焼するか。

過大な信号を与え続けるとマグネットが消磁されて弱くなってしまうからやらない方が良い。

フィールドスピーカーならば、そんな事は関係ないが、パーマのユニットはアルニコの方が断然抜け易い。

フェライトの方がまだ持ちが良い。

アルニコで低域が出ない様なユニットは全て減磁して本来の性能は発揮していないから、再着磁を行うべきである。

年に数ガウス抜け、温暖な環境下では減磁が加速する。

例えばキャビネットに陽の当たる環境、夏場に熱くなる物置等。

マグネットへ衝撃を与えると顕著に抜けるから要注意。

当時の磁力を保持しているユニットは、やはり励磁型、フィールドしかないだろう。

電流を流して磁化させるから、劣ろう事はない。

コーン紙は経年劣化を起こすが、柿渋かが塗ってある様なコーン紙は湿気させなければ殆ど劣化していないと思う。

鹿皮のエッジは硬くなってしまっている場合は交換するべきである。

昔はフリーエッジと言って、鹿皮や布エッジのタイプは一級品扱いだった頃がある。戦前から昭和28年位迄かな。無線と實驗を見る限り。

その後はそれが当たり前、ダイナミック型が当たり前になって、マグネチックは衰退して行ったから、言われも無くなった様な雰囲気がある。

 

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書類をまとめるのに机空けたいけれども置き場所無いから、こういう不安定な所に積んでひっくり返して壊しちゃうんだよねwww

よくあるパターン(笑)