A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

Wurlitzer 1015 コイン詰まる

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レコードも最近替えていないし、手前も足の踏み場ない位にスピーカーユニットがコロコロしているし(^^;;

お客さんが来ても動かしたいっていう人もいないから寝ている時間の方が長いけど、76年も経っているし、まぁまぁ酷使はマズイので労らないと(^ω^;;)

電源入れて100円を入れるだけならまだ手が届くけれども(笑)
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少し前から症状的には出ていたのだけど、コイン詰まりが深刻なレベル。

ソレノイドがONになりっぱなしで、ビィーっと大きい音で鳴りっぱなしに。

数枚入れれば渋滞が解決するかと思ったけどダメだった。食われるだけ食われた(^^;;

普通はコインが通過した瞬間にしか動かないから、コイルが焼損する可能性は極めて高い。

シーバーグのジュークボックスは、焼損していたのを現物確認している。

足場を作る前にプラグを引っこ抜いて、片付けて、コイン勘定ユニットを引っ張り出した。

勘定ユニットは、硬貨によって1曲なのか3曲なのか5曲なのかを数するユニットである。

コインを選別するのは、前のコインメックで行われる。

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今回はコインメックを出てからの、ユニット内で詰まったから、ユニットを分解掃除する。

100円が斜めになっている。

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数枚入れて重みと勢いで解決するかと思ってやったが、全て食われた。

何処にどう噛み込んだのか、静かに解体しても良く分からなかった。

ゴムローラーが100円の外周をリムドライブの様に転がし、対岸の爪を押し上げ、1カウントである。

この爪が通りに面して6つ。

例えば2回押し上げられると、2カウントで、2曲再生が出来るという構造である。

実に単純であるが、単純故に壊れると厄介な代物である。

アルコールで拭いてやって、コインメックも再調整してやり元に戻った。

 

今は100円貯めても、銀行持って行くと枚数で手数料があるし、どうしたものかなぁ。