A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

哺乳瓶みたいの

哺乳瓶…ではなく哺乳球(笑)

f:id:A2laboratory:20221117140420j:image

ね。そう見えるでしょう(笑)

RS288もRES094も、以前に実験して其の儘になっていた球。

良い感じに初段、後段揃ったから、作ってみようかな。

RS288は丁度去年の11月にシングルで実験していた。

何W得られたのか記載が無いから、多分1:4のトランスではフルスイングしなかったのではないかな。

μ500有ったらしい。

Eg-8、Eb250、Ik40mA

Pd 8Wになっているけれど、データシートでは最大10W。

f:id:A2laboratory:20221117141946j:image

全てアミアミで、建築中のビルヂングの様に見える面白い球。

外側の箱はシールドで、サプレッサに繋がっている。

その内側の筒がプレート。

純然たるペントードの出力管。癖が強そう。

Ig10mAの表記があるからA2範囲も良いらしいが、データシートでは、0Vより上が点線。

瞬間的には良いけど、連続は勘弁という事かな?

f:id:A2laboratory:20221118154219j:image

計算するとEp350で70mAだと24.5w倍程Pdをオーバー。

これでは瞬間的には良いかも知れないけれど、連続は赤熱するだろう。

f:id:A2laboratory:20221118154423j:image

このグラフを見慣れたカーブ図に置き換えるとこうなるかな。

負荷曲線になってしまっている様で、バイアスが幾つの時にEpが何Vなのかが全く分からないが、出す方法があるか1時間程考えて計算してやってみたが分からない。

が、よく考えたら、出力管の場合は、下側はトランスに任せるから、Epが分からなくても良いんだな。まぁ良いや(笑)

要はプッシュプルにする前提みたいなデータシート(?)なのではないかなと思う。

とりあえず、表記通りに使うとすると、負荷は5k。

シングルならば、5kで良さそう。

ppの場合はA級で1/2になるから、12k ppが程々かな。

B級に入ると1/4になるから、1.5kになる。

入力信号は15V ppあればフルスイングする計算である。

どちらにせよ要実験。

 

RES094は銀粉のシールドで内側が全く見えない。

B4ソケットで、直熱テトロードだったっけな。

実験ノートがない。上手くなかったのかな。忘れた。

RES094はどんな球かな - A2 Laboratory. Work shop

探したら、これも去年に実験していたが、発振している様子(笑)

AF用途での記載が無かったらしい。まぁまぁ元々RF用途での開発が主体だから、そんなものだろう。

直熱であるしマイクロホニックが大きいのは言うまでもない。

ただ、シールドはもう既に施し済だから、外来ノイズには強いだろう。どんな電極をしているのかは分からないが、多分6C6や6D6の様なデザインでアミアミタイプなのではないかなと勝手な想像。

f:id:A2laboratory:20221117143355j:image

RS288はミテクレも痩せていてスマートであるし、網の電極だから、幾ら接触面積を増やしていると言っても、あまり無理は効かなそうな気はする。

専らOS51よりも古い事は間違えないし、そんなに大きい出力は得られなさそう。

A1級で使って10W得られるかなぁ。

 

トランスで1:1バランスにしても良いけれど、都合良いコアも今ないし、RES094をバランスで使うとフィラメントが都合悪いから、RENS1264をポーランドから送ってもらう事にした。

RENS1264は傍熱管だから都合良い。

増幅しないで使うのは勿体ない様な気はするが、これも哺乳瓶だからミテクレは合う。

 

整流管であるが…

哺乳瓶の整流管は多分無い…? と思う。

じゃあグリコなDE2/200を使ってみようか。

f:id:A2laboratory:20221117162625j:image

派手な大きさだから整流管の方ばかしに目が行くかな(笑)

考えておく。