ç'est parfaitement.
と思ったが、何かオカシイぞ。
ch1に比べるとch2はゲインも小さい(?)し、何か2次歪みの様な、ch1の時には出ていなかった音が出ている事に気付いた。音楽が違う音に変調される。かなり薄めのエフェクターだが違和感あり。
更に、出力が25Wなんて得られる前に歪みが酷い。
おかしい。おかしい。
回路的には正常であったが、どういう事だ?
また球が不発か?
EAF42…と、EF42…
あれ。あれれ。
Oooooooups!
なんて酷い失敗をしたものか。
てっきりEAF42だと思い込んで、EF42なる型番の異なる球を含めて4本揃ったと勘違いしていたのである。
実際には壊れかけのEAF42が1本に、使える(?)EAF42が2本、EF42が1本だったのである。
幸いにもダイオード部分はシールドであるだけで、ピンアサインは同じである。
リモートカットオフの球でもあるから同じ。これでも良さそうな気もするが、EF42のデータシートにはRF/IFのデータしかなく、EAF42はAF表記があるから、EF42はオーディオ帯域で使うと具合悪いという意味合いかも知れないし、壊れているのかも知れないが、いやぁ酷いミス。
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頭を冷やすのに一晩して、再度様子見。
通電から、立ち上がってくる時に、ゾゾゾというノイズ。
ブツブツと時々鳴る、途切れる。これは球を交換すると音が変わるから球の不良。
然し乍ら、ゾゾゾ、ザザザと小さい乍らもやっているのは変わらない。
次第にゲインも突然に変わるし、歪みも酷くなってきた。ゾゾゾ音も大きい。
終段、ドライブは電圧に変動がない。
そうなると、初段辺りで起きている不具合だと想像がつく。
そうなるとアレが逝ったかな…
調べると初段のカップリングが、初段Ep対コンバートEgで3.3Vしか開きがない。
計算上では30Vの開きになる。
やはりレアショートらしい。
片側は問題無いが、これは絶縁不良になったらしい。使う前に試験はしたが、急激にダメになった。
代わりにPhilipsの積層型(多分)を召喚した。
これは丸めた物よりもL成分が僅かだから癖のある音がし難い。
0.047μFだと容量も小さいしL成分も小さいであろうが。
今度は.047μFだったのが.22μFになるから、低域は通りが良くなるが、.7M受けだから、聞いて分かる程の開きはない筈である。
計算上超低域がカットされないだけである。モーターボーディングをやるかも知れないから、安易に大きくしない方が良いが、ch毎に分割しているから問題無いだろう。段間もCRでフィルタしている。
狭い(^ω^;;)
250V試験で1MΩ程出ている。おもらしっ子である。バンクシーかな。
試験中も指針がフラフラしていたから、これがゾゾゾという音の原因で、次段のバイアスを狂わせていたから、それでゲインが変化していたという事であろう。
とりあえず電流過多で球を壊す回路設計をしなくて良かった。
古い部品は危険だと再認識。
結局EF42は問題無かった。
ゲインがEAF42よりも高く、明るい印象になる。少し歪っぽいかな。
EAF42の方がゲインも低いし、オーディオ帯域には具合が良さそう。低域が出る様になる印象がある。
とりあえず何方も挿せる事は確認。
シャーシ付属の足を先に取り付けると、四隅のネジが閉め難い。
かなりギリギリで、足を外さないと上手く行かなく、手間食うし、全部プラのチャチだしで、イラッと来たから、解体した廃品を買った中にあったゴム足にした。
無垢でもないイミテーションで、ネジが絞められないとありゃ実に気に入らない。
ゴム足よりも安いのかな。わからん。
暫く使っているとシャーシもトランスも割と熱い。
トランスの下部分はフィラメントのドロップ抵抗が入っているからこれがトランスを温めている。
トランス自体も温まるが、余裕は見ているから、+アルファで熱くなってしまっている。
あまり熱くするとコアが飽和で電圧降下を起こす筈である。
モーターの場合はトルクが得られない割に電流は食う様になったのがある。
触っていると熱いと感じるが、計測すると大凡50℃あった。(更に3時間後は55℃で、+2時間後も55℃)
トランス屋曰く80℃行っても耐えられるし問題無いそうだ。
球のプレートは100℃を超えていると思われる。多分100℃以上は測れないのではないかと思う。組合で貰ったヤツだから大して高性能な物ではないと思う(笑)
そんなで、とりあえず球は見つけてくるとして、組完にしようかな。
机を片さないと、お客さんの修理待ちアンプとで仕事が多い。