A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

VT1/VT2/CV-202

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地味に研究していたVT1初段、VT2/02のppアンプであるが、研究費が回せなくなっている様だから、打切りとして一旦完成とする。

資金的にも苦しくなって来たとの話が出ていたから、追加資金は無いと仮定すると、買い込んでしまった赤字分は自腹でどうにかする事にして、他に使って売る事にする。

とりあえず、電源ユニットとを繋ぐケーブルは今から仕入れないと無いから、不要かどうか、買ってもらうか聞いてみる。

不要の場合は自分でハンダして作ってもらって。

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普通一般に、低音が出ないと言われているが、不思議と低域はズーンと深い所も鳴る。

然し乍ら、逆に高域はシャキシャキする様な感じが薄いから、出難い感じがある。

VT1入力感度が鈍感で、割とすぐに歪み出すから、単段アンプとした方が歪み率的にも良さそうである。

そもそも、エミッション的にもどうなのか良く分からないが、あまり良さそうな気もしないが、100年以上経っている球だから、動くだけ凄いと思った方が良い様な気はする。

生きたシーラカンスを、今更に飼育したいと言っているのと同じに思う。

要は有り得ない。

100歳の御年寄に、弱冠の時と同じ働きをさせているのは大分無理がある。