A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

843

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ナスの843が何本かあるって事で、今時レアだなーと思ってどうしても欲しくなってしまった(笑)

STも4本あるが、欧州っぽい背丈のあるナスは、これまた印象が違くて、惹かれるデザイン。

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RCAではあるけれども、カンニガムらしい潰しの効いたカソード。

4ピラーではないけれども、ステムから更にバンドで2本支柱を出して、上のプレートとを接合して、4ピラー風…というか、4ピラー、4支柱には違いない(^ω^;;)


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データシートのピンアサインは裏から見た図…と思い込んでいると結構危険(^^;;

これはTOP viewになっているから、シャーシ裏から見た時にはp-kが逆さになる。

843の頃は、板シャーシが主流の頃なのか、裏から配線するよりかは、表面からのセットが多かったのかな…?

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雰囲気的にPd12Wというと、UZ-42と大凡同じ程であろうと思っていたが、比べてみると42の方が幾分かμが大きい様だ。

42の方が数年古い球の様。1930年代(?)

 

原型の42は、角形の箱プレートで、843はどうやら初っ端から合わせカマボコ型のプレートの様子だから、843のこのプレートでも12W取れるのならば、42もこのデザインで良いんじゃないのかと更新して行った歴史があるのではないかと思っている。

もしくは、プレート金型コストを削減する為に843でテストして、42にも使われる様になったかも分からない。真相はどうなのか。