単段では大きい音を得ようとすると少し歪みっぽい感じが残って、供給電圧を上げても、バイアスを浅くして電流を流しても良くはなるが、根本的な解決には至らない。
A1動作をさせているが、グリッドはA2級のパワー吸い込んでいる様であるから、815ppのOPTをドライブにしたら、かなり押せる様になるであろうと実験した。
OPTの負荷は軽くなればなる程、高域が立ち上がり、低域が出なくなる様に感じるが、負荷を重くして行くと上がっていたハイが下がって来て、低域が出る様に感じ始める。
スピーカーでも4Ωの方が高域が出難くなって、8Ωだと少し明るく感じるかも分からない。
16Ωはより明るい音になりそうだ。
低域はコア損失との負荷で、変動は少ない。
倍程音は大きく鳴らせる様にはなったが、粗い音がする。
セラミック管独特のものなのか、電子ノイズなのか、妙なノイズが残る。
これはヒーターをアースしても、トランスのコアをアースしても変化がなかった。
その為に粗い音がしているのか分からないが、やはりオーディオ用途には難しい球なのだろうか。
夏には向いていないから、寒くなったらまた考える事にする(^ω^;;)
今は暑過ぎる。