A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

8930 続

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単段では大きい音を得ようとすると少し歪みっぽい感じが残って、供給電圧を上げても、バイアスを浅くして電流を流しても良くはなるが、根本的な解決には至らない。
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A1動作をさせているが、グリッドはA2級のパワー吸い込んでいる様であるから、815ppのOPTをドライブにしたら、かなり押せる様になるであろうと実験した。

OPTの負荷は軽くなればなる程、高域が立ち上がり、低域が出なくなる様に感じるが、負荷を重くして行くと上がっていたハイが下がって来て、低域が出る様に感じ始める。

スピーカーでも4Ωの方が高域が出難くなって、8Ωだと少し明るく感じるかも分からない。

16Ωはより明るい音になりそうだ。

低域はコア損失との負荷で、変動は少ない。

 

倍程音は大きく鳴らせる様にはなったが、粗い音がする。

セラミック管独特のものなのか、電子ノイズなのか、妙なノイズが残る。

これはヒーターをアースしても、トランスのコアをアースしても変化がなかった。

その為に粗い音がしているのか分からないが、やはりオーディオ用途には難しい球なのだろうか。

夏には向いていないから、寒くなったらまた考える事にする(^ω^;;)

今は暑過ぎる。