A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

Z2c、CF3 内部を見てみる

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綺麗に割る事ができた。

ウェスタン程薄くないガラスである。
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サイドコンタクト内部は標準的なソケットと同じスタイル。

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プレートは上下を潰した様な形である。
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案外イビツ。
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フィラメントは短距離で引き出しされている。

振動には強そうだ。
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上を捲ってみる。

かなり密にグリッド線が巻いてある。

上下は多く巻いてあって、中央部は目が粗い。

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フィラメントはスパイラルである。
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プレートを外した。
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サプレッサは殆ど丸に近いが、スクリーン、コントロールは緩い楕円である。

カソードは円筒である。

プレートの形と支柱を考えての構造と思われる。
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カソードは内側は太いが、先端が細く絞ってある。

結構硬い筒であり、パリパリとオキサイドコートが剥がれる事はなかった。

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Z2cも綺麗に割れた。
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フィラメント
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巻き始め、中央が密巻きになっている。

プレートが上下で両波であるから、プレートの掛かる部分を中心になっていると考えられる。

かなり硬い。
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カソードもかなり硬い筒である。

やはりCF3同様に先端が絞られている。
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プレートもかなり厚い。

200mAに耐えるプレートらしい感じである。

薄いと赤熱しそうである。