EFP60を調べている時に、ppにする為の信号反転部に、EFP-60を使うやり方と、周波数変換管EK2を使用する方法が手引きされていた。
EK2は8極管、オクトードである。
同じ周波数変換管に、7極、ヘプトードの6SA7の手持ちが沢山ある。
EK2とは1極違いであるが、sgの配置が似ているから、使えない事はなさそうに思ってアレンジして実験した。
結果はプレートに反転信号、スクリーンに非反転信号が現れた。
プレートの倍程スクリーン電流が流れる為に、電極電圧の差が大きいが、出力波形は大凡近似である。
更に反転もしつつ、μが20あるから、初段を無しに、小電圧でフルスイングする様な出力管であれば、反転ドライブだけで済みそうである。
これは他人様がやっているのを見た事がないから、もしかするとかなりレアーな回路構成かも分からない。
それで言えばEFP-60も十分レアーな球ではあるが。