1.73:1で卓と終段の間へ入れてみる。
音量は勿論下がるが、送り出しは低いインピーダンスになっているから、電圧送りから、電流送りに近くなっているはずである。
MCのP.Uは、電流送り、MMが電圧送りである。
圧縮されているというか、ゲインが少し落ちるから、少し大人しくなる様な印象があるが、無信号でもチリチリやっていたノイズが抑えられている。
しばし丸く柔らかくなると言えば、そんな雰囲気があるかも分からない。
キツイ、ギャンつくソースが聞き易くなっていたが、出ていない訳ではない。
不思議な感じ。
結論は“好み”に委ねられる。といった具合である。
手頃な価格帯で取っ付き易い様に考えるつもりである。
インピーダンスを測るのに、今までバラックでやっていたが、売れ残ってホコリになっているのが丁度良い具合のシャーシだったから壊して測定用アダプタに作り替えた。
売れ残りはオクの方へ出す様にもしているが、変な虫がつくと相手するのが面倒だから嫌なのだけど、廃棄に回してもキロ幾らにもならないから、幾らかにでもしたいのは欲張りかな。