A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2024/05/07

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昨日の続き。

モーターを組み込んだ。

次。

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P.Uは導通がない。
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端子も腐っていて、この端子の雰囲気、もしかするとロッシェル塩かも知れない。

そうだとすれば、腐るのも分かる。
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針止めは中間で折れているが、これは外すのは出来る。

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P.Uを分解すると、案の定、中身も腐っていたが、ロッシェル塩ではなく、セラミックの様である。

雲母坂の様な鉱石の様な透明に光る板が入っているが、白くなっている部分が砕け割れている。

お客さんと相談してP.Uを蘇生させるか連絡したが、他にWEのアームもP.Uもあるから、アームは外した状態で良い事になった。

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モーターを試しで録音盤を再生したが、遅かった様である感覚があって、調べると73rpm程だった。

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F-Sのガバナ調整をマイナスドライバーで回して調整。

wowはこの時代にしては良い方と思う。

後は箱内に撒き散っている針と屑を掃除して仕上がりにする。