A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

25DN6

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25DN6が会社に有ったから買っておいた。

社長に、こんなモン欲しいの?と毎度のセリフを言われて(笑)

 

試しに100Ωをカソードに挟んでみたら2本で150mA流れた。

データシートには、Esg170位で70mA位流れるそうだが、電燈線を半波整流しただけだからそんなに電圧は高くないが-15Vでは結構流れる事が分かった。

150mAでも、@75mAで7.5Wだから、Pd15W以内ではある。

ただ結構焼けるから、古クサイ臭いがする。致し方ない(笑)

200Ωに変更して90mAに下がったから、@45mA程。そんなに大出力は不要であるし、カーブが割と綺麗だから、絞っても悪くない領域のスイングになるだろう。割と大きい音を入れたらAB1で動く。

電流流せばA1の域であろうが、OPTがそんなに電流耐えられない線使って巻いてあるっぽいから、無理さすと焼き切れるかも分からない。切れたら切れたで巻き直せば良いけど(^ω^;;)

それでも結構焼ける球で、807を思わす雰囲気がある。

もっぱら、受像管の水平出力だろうから、807に似たモノで間違えない。

タフなのではないかと推測するが、807よりかプレートが四角で少し小さいかも分からないから、807程無理が効かないかも知れない。

データシートにはA2域が書いて無かったから、無理は禁物か。

Rg1が.47MΩ厳守だったから、そこそこ熱くなるかな。

 

1:2.5で巻いた入力トランスでは、0dB程度ではフルスイングしないか。

結構なデカイ音が出る事は確認したが、3Wは得られているかな。

5W位出るのではないかと推測。後でフルスイングさせられるだけのトランスを巻いて試験してみる。

25W6と比べるとドッシリ感は充実しているが、25DN6の方が制動も効いているか、引が良い様だ。後味サッパリ。