A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

6L6G

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TungsolのST型は現行管で有るけれど、マツダの6L6Gは今になると珍しい類に入るのかなと。
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プレートは807と同じで、トップにプレートか、下に出しているかの違い程度なミテクレ。

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UY-807の方は、後期の物かな。タイトガイドが省力されている。

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807。

ビームのコの字がサイドにあるデザイン。
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6L6G。

ビームが横に立っているだけで開放面積が多い様に見受けられる。

807と全く同じ電極構造かと言うと、そうではなかった。

タイトガイドの入った出来の良い6L6である。

寸胴になってからは、タイトを使う程コストを割いていないと思う。

807でもタイトが入っている様式は一時期の様であるし、数少ない様である。

 

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試しに先日巻いたカソードチョークで反転を掛けてppで試してみる。

188ΩであるとA級ppになり、かなり電流が流れるから、レオスタットで下駄履かせた。

Ep200でIk50mA Eg16程々

レオスタットの合間はブランクになるから、デカップリングCを入れてみたが、変化は無かった。

ELL80程ゲインが無い様に感じるから、6L6は少し鈍感かな。

gmを見ると5700μmho。

ELL80は6000μmhoだった。

あんまり大差は無かったけれど、中高域の明るさが6L6Gには無いかな。凄く大人しい印象。

低域の押しも並の様。制動が悪くブーブーともやらないし。

それと、この位のチョークでもA1であればワイドレンジで鳴る事は分かった。

 

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結構派手に光る
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影が出来る程(笑)

 

もっと多く巻いて1台組んでみるかな。