A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

AirStationのノイズ

μのある程度ある球を実験していて気付いたノイズ。

何処からやって来ているのか調べると、Apple  AirStationが原因らしい。

古風な球式OSCでは、この様なノイズは現れない。

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いつも使っている古いオシロは多分1mc迄かな。表記がない。

それでは引き伸ばせなかったから、ナショナルの100mcのオシロを使う。
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計算すると主成分は10mcのノイズで、ピークが15mV ppあり、常時5mV ppは出続けている。

デジタル機材の宿命とも言えるかな。

それと、トランスを間に入れても、ノイズは消えなかった。

複雑に位相が変わるのか、波形がボケるが消えなかった。

即ち、ノイズカットトランスはノイズをカット出来ない。コンデンサでハイカットしても、恐らく全くの無にはならない。

高周波は回り込むから、線が繋がってなくとも、静電容量があれば通してしまう。

トランスの線と線は物理的には接触、導通していないが、互いが近距離にあるからコンデンサの役目を果たすであろう。

数pfのカップリングコンデンサが付いているのと同等とみなせるであろう。

非常に厄介であるが、昨今の致し方ない現実とも言えそうだ。