重ね巻きとインタリーブとで2種作った。
セラミック管7625乃至8081は、DL-103でも難無くゲインが持ち上げられる程、超低ノイズ管であるから、MCトランスが本当は不要であるが、世間一般にはノイズの多い12AX7を使う方が占有率が高く、これでゲインを稼ごうとするとノイズが目立ってくるから、トランスを使う訳である。
普通巻きは低域も出るし、そこそこであった。
凝って作ったインタリーブ巻きは電源のリーケージフラックスの影響がかなり少なく、ハムが少ない。但し、低域が出難い。1次2次の巻き合わせ方が悪かったと考えられる。
またバラして研究してみる事にする。
DENONのトランスは誘導ハムが出ないが、どうなっているのか見てみたら、ケースに入っていた。なるほど。
…トランス研究も良いけれども、球式低ノイズMCヘッドアンプの方が現存率少ないと思うから、そっちも極めた方が良いかな…