A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

密な緊縛。24C3

お馴染みの電子管屋に前から置いてあって、気になってはいたけれども、値段聞いたら何となし同業でもあるし、冷やかしになると自分もイヤだから、聞いたら買わないと悪い気がして気が引いていたのだけれども、ある程度アブク銭を持っていたから、これくらいあれば買えるだろうと思って聞いてみる事にした。

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結局買ってしまったのだけども(笑)思った以上に安く譲ってくれて。

まぁ、それよりも。いかがですか、この密な緊縛具合は。

ボンレスハムっていう感じを越えてガッチリしているでしょう。更に上からニスなのか、ボンドなのかが塗ってあって、ガラスも叩くと分厚そうな音がするのであります。

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BVAマツダの球で、データシートによれば、トリガトロンという物らしく、フィラメント無しのガス管だった。

パーって光る整流管かなと思っていたが、そうじゃなかった。

次第に巨大なマントルに見えてきた(笑)

ペトロマックスの、穴空いちゃったから交換しないと(^^;;
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隙間から電極を覗く。

Westernの定電圧放電管の様なデザインの陽極で、おそらく中央内部がプレート。外側が制御極だと思われる。

上に吊るさがっている中華鍋みたいなのがカソードで陰極。

試しに6kVを印加してみたが、特に反応は無かく放電も見られなかった。

データシートによれば、最低でも12kV必要(笑)

 

整流管だったとして、こんな縛ってあって、明るくなったら相当面白いアンプ作れるなぁと思っていたのだけれども、店の飾りですな(^ω^;;)