A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

スピーカーに電球を挟んでみる

Rolaの12インチが中高域がかなり良く出る事は分かったが、テスラの方が良い感じがあって、デカイ割にサッパリし過ぎな低域である。

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電源トランスを開放で使うと20mHだったから繋ぐと具合良いバランスになった。

テスラを少し超えたゆったりした低域が出る。

中高域が今度は少し下がり過ぎにも感じたが、スペクトラムアナライザで確認するとフラットに近い。

箱にもっと吸音材を入れてボフつきを取った方が良さそうだ。

ハイはJensenのRP103Bを置いたが、ギャンギャンするからVRで絞った。

低域がやはり出過ぎを思うから、試しにLの前にランプを挟んでみた。

今度は音の小さい時には具合良く低域が出て良い感じだが、音量を上げると低域が締まってくる。

ある程度を境に低域はそれ以上出ない感じになって、ランプが燈り出す。

燈っている時には低域だけが吸収されて中高域はストレートに出てくる印象である。

 

ランプが30mAだから、すぐに燈ってしまって低域が早い段階で絞られて不自然ではあったが、面白い実験である。
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試しにガンガンするハイ側にCの後に繋いでみる。
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1kc辺りの音が盛大に入るとボヤッと光る。

突き刺さる様なギャンつく嫌なピークが和らいでいる。

代わりに、かなり上の方が素直に出る様になっている様に感じるが、ピークが収まったから上を感じられる様になっただけかな。

とりあえず、この実験は有意義なものに。