A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

AO-21055-2

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ROLAのユニット続き。

箱へ入れても低域が締まっているというか、ゆったり鳴らない。

何か詰まっている様な硬い印象。
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作りを確認。

どういう構造なのか調べるとFCヨークとフレームの隙間からボビン共にVCが見える事が分かった。

砂埃が入り込んで掻き出すのが大変。

センターキャップの息抜きにフェルトが貼ってあり、チリ避けにもなるが、入り込んだチリが出て行く場所がない。

蜘蛛ダンパも密度があるから、チリが出て行かなそう。
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VCが見える。
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蜘蛛ダンパを外して内部を確認。掃除する。

薄ら砂埃が掛かっていたが思った程積もっていなかった。

蜘蛛を外してやるとだいぶ柔らかくコーンがスイングするから、蜘蛛が硬くなっている事も考えて少し揉んでやるとホコリがパラパラ落ちて幾分柔らかくなった様な印象。

センターを出して元へ戻してやれば完成。

 

触った感じ、少し柔らかく動く様になったか。

叩くとボンと少し尾を引く様な感じだから、良くなったかな。

箱へ入れて試してみる。