A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

TD-224

f:id:A2laboratory:20210908213624j:image
1ヶ月位動かしていなかったかな。

手前に物を積み上げ過ぎて手が入らなくなっちゃって。

片付けて動作させてみると、一瞬動き出したものの、ベルトが外れた様な嫌な音がして動作停止。

f:id:A2laboratory:20210908213622j:image

プラッタを外して見るとベルトが外れていて、ベルトが外れるという事は、位置の調整不良か、機械的負荷の掛かり過ぎの2点と考えられる。

オートメーションの負荷を掛けると外れるから、ターンテーブル側の不良ではない事は確認。

再度ベルト掛けしても、やはり同じ位置にオートメーションが掛かると外れるから、ベルトの位置的問題かな。

手で負荷を与えて、どうやって外れるのか見てみたが、結構な負荷が無いと外れないが、オートアームを持ち上げる作業は手で回しても、結構重い。

単独では重いから、もしかするとターンテーブルの勢いを少し得ている可能性があるか?

リムは後退するとテンションが掛からなく、滑りになるから、ターンテーブルの勢いを得ているとは考え難いかな。

ベルトを交換して暫く経つし、少し劣化した可能性も考えて、プーリー調整をしてやると外れる事は無くなった。

それと、あえてメビウスの輪にして掛けてみた。

自身は機械工学課の出ではない(電気課である)が、ベルトを掛ける時にメビウスの輪にして使うと2倍長持ちになると聞いた事がある。

昔の天井にシャフトが入って、1つの大きなモートルで全ての工作機を動かしていた時代の事かも分からないが、とりあえずこれで不具合が現る事がないから、これで使ってみる。

f:id:A2laboratory:20210908213620j:image

重荷のSP盤でも問題ない。

ただ初っ端にエラーが多かったが、2回目以降は良くなったが、機械の手入れはしてやった方が良いかも分からない。

油の回りとで左右され易い微妙なトルクで動いている設計だから、力任せにガチャガチャやってるジュークボックスとは違うかな。

と言っても、ジュークボックスはエラー少ないというか、無いけど(^^;;

その辺は上手くやってる。