A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2021/07/16

最近は色々な“ゴミ”となった物を加工して、新品よりも高価(?)で売る商売が繁盛している様である。

錆びの痕があるビニール傘をカバン(?)に作り変えたもの、ダンボールを綺麗に折り畳んで接着した財布等、様々の様である。

 

また最近は特にCO2に対して過敏(?)の様で、石油で稼働している大工場を、全て電化にして、CO2レベルを下げようという動きがある様だが、私は思う。

 

“電化にして、その工場からのCO2は減るが、その電気は何処でどう作るのか“

 

とどのつまり、電力会社が石油でタービンを回していたとすると、工場が電化した分、多くの燃料を焼べてタービンを更に回さなくてはならなくなる。

すなわち、工場でCO2を出すか、発電所でCO2を出すかの違いだけであって、その和は定めし変わらないか、電化する分余計にCO2が増えるのではないかと推測。

効率が悪くなるぼではないかと推測するからである。

更に電力会社側も、停電させまいと、余計にタービンを回して、何割かの余裕をもって運転しているから、余計CO2は増加させる事に繋がりそうである。

例えば、風力発電、ソーラー発電、水力発電原子力発電はCO2が出ないか少ないかも知れない。

ただ発電量は、風力、ソーラー、水力は小さいから、規模を大きくしなければならないという点が挙げられる。

原子力発電については、大電力が発電出来るが、安全面、後処理の観点からして何かの時に手に負えない代償がある。上手く使えたら良い物であろうが、使い熟せない内は、手を出してはならない代物であろう。

最近注目の水素は、燃しても水しか出ないそうである。安全に使えたら、そりあ良い代物であろう。

しかしながら、水素は天然ガスの様に自然発生している物なのか?

そうではなく、水素を人工的に作る必要があるとすれば、水素を作るために何らかの力が必要の訳で、それらのCO2は如何程か。

水素を発生させる為にCO2が10出たとして、水素を動力とした代物を動かし、CO2を発生させる代物よりも1/2しか動かなかったとすれば、損失が大きい。

何でも同じであろうが、真空管アンプでも60W消費し、スピーカーへの出力パワーは10Wそこそこという具合の様に、消費の100%出力が出来ないのが普通一般で、何でも損失がある。

何も2次側へ繋いでいない電源トランスも、コアを励磁する為に小さくて20mAは消費する。

コア材にもよるであろうが、巻きが少なく励磁力は強めた物はもっと損失が大きい。

100Vだとすれば、20mAで2Wの損失になる。

20Wの出力のアンプがあったとして、20Wをスピーカーへ入力したとしても、実際には20Wの音が出ている訳ではなく、7%程しか出ていない。

どちらにせよ、かなり大きい損失があって音として聞こえる訳である。