A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

エッジ変える

f:id:A2laboratory:20210713172931j:image

馬油を塗って2W程度入れて鳴らしていたが、硬い部分がヒビ割れ、エッジが浮いてしまって、バタバタ鳴るから交換する事にする。

フェルトを外すとキクイムシが住んでいたか、屑が出てきた(^ω^;;)

革は食べないらしい。フェルトは糊が天然か、美味しかった様子。

アメリカ製のフェルトやキャビネットが食ってあるのを見たことがない。防虫処理が良いのであろう。

f:id:A2laboratory:20210713173007j:image

エッジを外して大きい音を入れてもバタつかない。

蜘蛛ダンパーが割と強く効いているらしい。ダンピングも思ったよりしない。

ハークの7インチの方がよほど柔らかい。

ダンパーの大きさがそんなに大きくないからだろう。

コーン紙は二重構造で、正面に黒っぽいのを塗った和紙の様な薄いのを貼って、裏にハークと同じ様な白のケント紙を当てがって、強度を持たせているのではないかと推測。

f:id:A2laboratory:20210713175359j:image

外したエッジは、柔らかかったものはキューッと萎んで小さくなってしまって、カチカチになったものだけが保持されているという状態で、型紙を早々に作っておいた方が良さそうだ。

とりあえず代わりは天然セームを注文しておいた。