A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

Tannoy

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807ppのNFBを調整してアンプ側の特性は改善したから、最終的な出力部分を調整する。

アンプ側のハイが上がってたから、ハイを落としてRolloffもHighも下げていた。

 

ハイを下げてロールオフを最大にしても悪くない感じであるけど、5kc-10kc辺りの減衰が、HiFiソースを聞いた時に落ちていると感じる。

ロールオフを下げてハイを上げると今度は中抜け感があって、無理やり据え付けたトゥイーターがシャキシャキ、チリチリ鳴っているかの様な雰囲気がした。

結局、耳合わせでこれくらいと定めると、ロールオフは±0、ハイは-1。シャキッと明るい音がするが、深い低域が出ていない。

もう片方は、ロールオフが+1、ハイが-1。これでも少し暗い音がしている様子。ハイは0でも良かったかな。低域が深い所迄出る。

 

やはりエッジをセーム革にしてみたい感が増す。

今はゴムにしているが、ウレタンの方が低域は豊かだったかも知れない。

ゴムは連続的に続く低域が入るとブンブンやっているが、瞬発的なワンショットみたいな信号に対しては応答が悪い様な気がする。

ウレタンの方がまだ応答が良さそう。

セームの場合は素材そして柔らかいから、ピンと張らなければならない。

従って大音で鳴らすとある程度は伸縮性があるが、超えた場合に制動になってしまうか、剥がれるという事に至りそうである。

稀にピンと張らず、ダボダボと張る人がいるが、これはあまり宜しくない。

ダンパーがカッチリしていてコーンの重さにもビクともしない様な場合は良いかも知れないが、コーンの重さで下を向くのが普通であるから、これで鳴らすとボイスコイルがヨークに接触して切れる原因である。

それに、ダボダボに張ってある太鼓を見た事があるだろうか。

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807ppの裏側。

デンオンのデカくて重いトランスが如何にもイイ音がしそうだ(笑)

...というのは、古臭いかな(笑)
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後ろ続きで大神ネネの後ろ姿。

まだ尻尾完成していない(^ω^;;)