エッジが硬く低域が7インチのハークよりも出難いから、試しに馬油を塗って鳴らしていたら柔らかくならないか実験してみた。
白いケント紙みたいなストレートコーンに8分割の鹿皮エッジ。
頑丈なアルミ鋳物のフレーム。
スパイダーも日本ハークの作りを思うが、肝心のマグネットがパーマネントでハークらしくない。
逆さにすると今後はアシダボックスを思わすコーンの雰囲気で、片面だけ着色した様である。
ハークのエンブレムは元から貼られていない様に綺麗だから、アシダボックスの線が強いかな。
特にキャップはアシダボックスらしい感がある、白い布のプレス品。
然し乍ら、コーンはプレスではなく貼り合わせで今度はハークらしい。
ST管とGT管を混ぜて使ったセットに入っていたから、恐らく戦後間もない時期ではないかと推測。
ラベル類が無いから定かではないが、相当レアな類と思われるが、数がなさ過ぎて価値がないかも分からない(笑)
試作品の類の方が価値が高そうに私は思っているが、世間一般はそういった類は全く興味ない様で安く買えるのが不思議。嬉しい限りであるが(笑)