A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

どこまで保証するか

3ヶ月前に売った品物(スイッチ)が不良だったと今になって連絡があった。

話を聞けば、先日使い始めて、施工した電器屋接触子を触っているらしい。

そして「返金してください」「不良品扱いにはならないんですか?」

 

このメッセージに呆然としてしまって、何を言われているのか理解が追いつかなかったが、例えばの話、スーパーで食材を買いました。

3ヶ月後に料理に使いました。

作った料理が不味く、この食材が悪かったので返金をして下さい。

「不良品扱いにならないんですか?」

 

...とまぁ、この様な具合と同じと思うのであるが、これは私だけの解釈であろうか?乃至、間違っているであろうか?意見を聞いてみたいものだ。

 

 例えば施工した電器屋が実は接触片を触っていて壊してしまったか、ネジを締め込み過ぎて接触片を曲げてしまって、それを誤魔化しで手直ししたが、具合が悪いという事であれば、その保証は売り手がするものなのだろうか。

もしも施工が下手で、勘も悪く経験もない電器屋がなまじ触り壊したのであれば、それは請け負った電器屋が代品を買いに来るならば分かるが、依頼主が直々に返金を要求するとは驚いているのであるが。

今の時代、施工を請け負った電器屋は何の保証もせず、品物自体の売り手に依頼主が保証を求めるのが流行り(?)なのだろうか。

それとも電器屋が壊れているから売主に返金する様に促しているのであろうか?

やはり理解が追いつかない。

最も、本当に電器屋なのだろうか。まさか名前だけのナマクラ電器屋じゃあるまいな?

どちらにせよ勘が悪い者がやっているに違い無い。

修理の経験やら機械工学の上っ面も殆ど接した事が無いのではないかと推測。

 

当方宅でも、売った分も合わせて、輸送時の破損以外は今の所問題に上がってきた事はないし、使っていて壊れるという事にも遭遇した事が無い。

何をどうすれば売った分の全数が不良になるのか分からないが、不可思議な問い合わせで頭が痛い。