カッティングマシンみたいなバキュームの付いたちょっと珍しいディスクドライブ。
修繕してから何年経つかな。壊れないし良く動くのだけど、バキュームはエッジを清掃しないと上手く動作してくれなくなってしまって。
真空が保てると青、保てなくなるとオレンジ。
外部にちょっと強力過ぎるバキュームポンプもあるのだけども、吸わせる時にデケデケ騒がしいし、解除する時はヒューンと、まるで工場のNCが入っている様で、やはり騒がしいから使っていないが、そんな装置も繋げられる。
ラックスがオリジナルで販売していた物でなく、工業用のポンプだからミテクレも鋳物の凄いのだから、まるで本当にカッティングマシン用みたいな雰囲気。
真空にすると、ターンテーブルの中央から排気する故に、センターシャフトとの間にパッキンがあって、これは回転する部分であるから、シリコーングリスかで摩擦を無くしてやらないと、摩擦で消しゴムの様にボロになってしまうし、定速も得られ難くなるから、要注意な部分ではある。
手入れレスには出来ないシロモノには間違えないが、良く動いていると、どうもそういう気にならなくて、不具合が何かしらで分かる具合に迄行ってしまうと、もう交換せねばならない程になっている何て事がある。
完全にダメになる迄動くのは良い出来と言えるが、手入れをしていれば、その交換寿命を長く出来るという事も片隅に覚えておくと良いであろう。
誤った手入れで逆効果という場合もあるから、こればかりは経験と勘の良い人に頼んだ方が良い場合もある。
まぁノウハウだけを教えてくれと言われてもお断りであるが(^ω^;;)