A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

マニアさん宅訪問

今回はサービスマンとして出張。

セットを組んでほしいとの事だったから、電気技術と思ったが、手伝いだった。

技術的な事は特になく(^ω^;;)

会社に居るのと同じで、測定器類も特に持ち合わせていなかったから、ボーッとしていた感があるが、頼まれた分は仕上げてきた。

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組んだクランフィルムのセットよりも、コッチの方が興味があって鳴らしてもらったのだけども、木製のホーンと思うが、金属ホーンと指向性の強さは同じであるが、金属らしい金鳴りして共振した様なギャンつきしていないのが違うなという印象。

それとホーンの奥から手前にかけて、フェルトが貼り合わせてあるのがミソらしい。

指向性の強さを緩和させている可能性が高いが、これは映画館程の空間があれば、逆に無い方が、後ろ席迄音が飛び易くなるであろう雰囲気。

5mか程の距離であれば、フェルトを貼った方が、落ち着くのかも知れない。

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フィールド電源はタンガーバルブとベイパーを使った物であるが、フィールドへは7V程度しか印加されておらず、水銀の蒸発具合を確認されていたが、放電の明るさからして、思った程の電流は流れていない様で5Z3でも良さそうだ。

レギュレーションを気にしてベイパーを使っているならば、シリコン素子で良いだろう。

然し乍ら、FC電源であるから、電流はタカが知れているから、この大きさの物で組んであるトコロからすると、劇場かで数十台を同時に動作させる様な具合かと想像。

気になる音の方は、聞き慣れたソースを持っていなかったから不明であるが、3Wayでバランス良い具合に聞こえた。

低域はA7箱と似た様なweのだったかな。忘れてしまったけど、かなり下の方がドドンと鳴るからかなり広帯域をカバーしていそうだ。

 

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私宅のHPD385でも、あの深い所の低域を出すには5B38辺りの大きいアンプを使わないと、深く迄鳴らないか。

音像のデプスを感じる雰囲気はホーン独特の指向性がありそうであるが、もしかすると水中箱眼鏡のガラスを抜いた物をユニットの前に置いたら、“それらしい”雰囲気にはなりそうである。

然し乍ら、音圧が高く、存在感の強いDecca Ribbonはデプスのある聞こえはした事がない。

アルミリボンが近々にあって、首が短いからからか?

いやA7も短いが、不思議な立体感があるから、そもそもの設計か角度があるのか。分からないが、機構的にリボンは面白い。

音よりも寧ろその手入れをしなくてはならない感がまた楽しい。

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とりあえず試験はHPDで満足行っているし、もう増やせない(笑)から、買う事は無いだろう。

劇場廃品は貰うかもしれないが(爆)

 

ウェスタンもよく考えたら音を毎日聞いていた。WE201スペースサーバーも、we201も1930年台の代物だけども良く動く。

 

さてまた新しい斬新なのを作りたくなって来た(笑)

その前にトーレンスのキャビネット兼イコライザボックス作らなきゃ(^ω^;;)

粘土はあるけど、造形出来るほど場所がないなしなぁ。テレビが増え過ぎた(笑)