A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

3000H pt6 完成

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ギャップ内で遊びのある良好なvcが作れたので組み立てる。

ボビン無しのコイルを固めただけのvcだから、非常に崩れ易い。
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貼り合わせ位置を再確認...

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慎重に貼り合わせ....

ダイアフラムの歪みがかなり気になるが、上からプレスしてやって強制的に密着させた。

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さて鳴るか.....

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バッチリ。2kc辺りから徐々に音圧が上がって、5kc辺りから平坦にHigh迄元気に鳴る。

vcのセンター出しして、これまた一番音圧が上がる位置を探してダイアフラムを糊付けする。

vcタッチを起こしていれば、“ピー”が“ファー”と、別の音が出る。

大体、センターが出たら、一番音圧が高くなるから、そこへ合わせれば良い。

同時に位相チェックもして、+、-を出しておく。

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ハンダして配線してドライバをユニットに収めて完成。

今一度チェック。OK OK (o^^o)


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もう一本も外れて、はやりvcが食い込んでしまっていたから、同じ様に。

この方が両方の均衡が保てて良い事であろう。

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ダイアフラムがピシッとしているから、コイルもピッタリくっ付いた。
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確認....OK 良好。

 

とりあえず音出しして少しエージング(?)として問題がなければ完成とする。

 

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試聴。

ダイアフラムが歪になっている為か、音圧に僅か差を感じる。

ATTがあるのであれば1dBか、ちょっとした範囲で補正が効くであろう。