音が出ない594Aを預かった。
ダイアフラムからボイスコイル外れとコイル断。
端子ネジが合わなかったか、切れている側の頭は削ってあった。
生きている側を綺麗に外して一方をの端を見つける。
クッションの下に帯のアルミコイルが巻いてあるから僅か捲って、端探し。
少し出して継ぎ足す。
末端合わせを近々多くやっているから早く上手く行く様になった(笑)
タンノイ方式に横出しにして定着待ち。
ギャップと歪み確認。
トゥイーターは殆ど動かないからギャップ干渉は殆ど気付かないと思う。
ただ、音圧が一番上がる部分が中央が出ている。
ps: …それで良いと思っていたが、調整すると思った以上に変化が大きかった。超高域用とは違った。
ボイスコイルとダイアフラムを接着する。
定着待ち。
24時間以上おいて定着の様子見。
OK組み立てる。
歪みをもう一度見ておいてダイアフラム自体の固定位置調整。
枠で最終調整する。
位置によってタンノイと同じく回転する様な音が出て、ピントがグッと寄った時に一番スッキリした音になる。突き刺さる鋭い音。
VCタッチは論外で音が小さくなる。
1kcから出ている様であるが、3kc付近にピークが来ているらしく癖を感じる。
3kcより上を担当させた方が良さそうだ。専ら普通はそうさせるのかな?
これにて仕上がり。
— A2Laboratory ぼやき部門 (@a2laboratoire) 2023年12月11日