ガラ箱からこんなモノが出てきた。
80か90歳位の人なら、一目で分かるだろう(o^^o)
さて何の部品でしょう。
ヒント、機関車にも似たのが。
0.8のコイルを5T、2回やったが、位相ズレが生じ難い(?)
考察に、隈取りモーターのショートリングは単なる銅線らしい。
ならば、1.6や2mmの単線でも同じか試すと、回転した。
ショートリングが無くとも、手で回せば回るが、ショートリングを付けると自ら回り始める。
溝切りを再加工して無くし、2mmの動線を2Tさせた。
コアーにはショートした状態であるから、2Tであろうが、関係無さそうな気がするが...?
結果は、かなり低いトルクで引っ張られる感じはあるが、持続して回転するに至らない。
ショートリングを片方のコアー全体に巻いても試したが、回らない。
スチールの回転子に交換してみても、やはり回転するに至らない。
アルミ板厚が問題なのか、位相ずらしが上手く行っていないのか、それとも励磁が足りないのか、全く見当がつかない。
オリジナルから、モーターユニットを外して研究してみるか考えたが、動かなくなる可能性も考えて、昔拾った誘導型電力計をバラしてみる事にした。
廃棄で外へ転がっていたから、水没しているが、給油をすると回転子は回っているから問題ない。
誘導コイル部は、説明で出てくる形と同じである。
ギャップは上下1mm程あった。
回転子を外して励磁したコアーに挟み込むも、やはり回らない。
回る回転子である事は確認しているから、隈取のショートリングが上手く行っていない可能性を考えて、上の写真の、一方のコアーに銅線を多く巻いた。
この銅線を巻いたコアー側は、位相が90°ズレる筈であるから、コアーの半分ずつになる様に段違いにして電力計から外した回転子を入れると、回り出した。
コイルを巻いた側が主コアーより外に出ている方向へ回り、逆にすれば、逆転を始めた。
互いに1/2以上、コアーが離れると回らなかった。
戸上オリジナルの構造をもう一度考察。
コアーのサイズが微妙に違う事が分かった。
コアーの位置関係が重要な様子。