A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/02/10 隈取モーターを作るpt2

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ガラ箱を探したらトランスを実験的に作ったコアーが有ったからこれを再加工して使う事にした。
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作った回転子を合わせて回してみたが、僅かエラーがあって、回るが音がするから、オリジナルがどうにか使えないか、ヤットコで掴んで回してみたらバラせた。

こういう時はボンドは都合が良い(笑)

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内歯車が使えれば、都合が良いからガラ箱にあった歯車をバラして、作る事に。

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バラしたシャフトは2.7mmで、内歯車の内径は2.35mmであったから、これだとキツ過ぎるから、2.45mm迄削って圧入した。

先尖りは前回同様に削った。
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サイズを合わせて作ったから、板へ挟む事が出来る様になった。

借り回ししてみて、スムースな事を確認。

やはり合っている歯は良い。
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コアーを加工。

隈取コイル用のスリットを切った。

手でも1mm残してスリット切り出来るモノなんだなぁ(笑)

歯が1mm位ある。
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ハーフトラック ヘッドが作れるかな?(^^;;

技術ノートによれば、ヘッドギャップは、ギャップ面の片方にハンダメッキして余分を叩き落とした表面は25μmか30μmになるから、これを合わせて研磨すれば、録再ヘッドが完成する。

削除ヘッドは、ダブルギャップにして60dB以上の削除率を稼げる様子。