A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/01/20

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先日入手したバイナル、薄くカビが発生している様で、音も若干歪みっぽくなる部分があって、音溝を軽いP.Uでトレースして痛んだかなと思わせる様な、くぐもっている様な歪んでいる様な雰囲気があるが、カビの所為なのか、それともカッティング時からの表現手法なのか分からない。

マスタで、くぐもった感を表現したいから、あえてエフェクトしているとすれば、もうどうにもならない問題であるが、ボンドパックをやってみるだけやってみた。

その名の通り、木工ボンド(笑)を音溝に入る様に流す。

コツというコツは殆ど無いが、剥がす時に綺麗に1枚として剥がせた方が良いから、綺麗な1枚になる様に引き伸ばす。

端っこ両端は少し盛り上げておいて、掴みシロを付けておけば綺麗に剥がせる。

薄く伸ばし過ぎると上手く無いから、ケチると上手く行かない。

乾燥は透明になるまで待つ。

白い生乾き部分が無くなったら、ベリベリと剥がせばカビも一緒に剥がれるというワケ。

温めて速く乾かそうというのは御法度。

ちなみに、このやり方は、盤をプレスする時と同じだから、綺麗に剥がれたボンドパックを再度他の物質へプレスすればコピーが出来る(笑)

ボンドパックを再生しようとすると、音溝が反転してしまうから、音は悪い事と思われ。やった事がないから正確ではないが(^ω^;;)

 

当然の事ながら、レーベルへは接触せぬ様に。

シェラック盤では定めし接着が良過ぎて剥がせないかも知れないから、やらない方が良いであろう。

 

何枚かやった事があるけど、針飛びする程のカビは綺麗に取れるが、音の質が改善されたなとは感じた事はない。

砂埃で余程汚ければ、改善が期待できるかもしれない。

雨が降る盤は、やはり溝が傷付いているからで、止みはしなかった。経験上である。

 

 

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LPを売るとすると、店へ持って行く事が多かったが、早急性がないから、試しにWEBショップへ出してみた。

ランク付けは、新品:S

中古良品:A、並:B、傷っぽい:C

Junk:J

としたが、飽くまでも自分の見立てだから、業者とは違って相互に差が出るかなと。

定形外発送で良ければダンボールで挟んで送ろうかなと。

まぁ、殆ど見てる人はいなくて1日3回廻れば良い程度だからお気楽なもので(笑)

ゴメンネー更新しなくて( ̄▽ ̄;)