三菱テレビの続編。
ひっくり返して部品を眺めてみる。
チューナー部分はホコリが凄い事になっているかと思ったが、掃除していた様で割りかし綺麗だった。
チョークにボンドで接着してあったチューブラ。
容量が抜けたから追加した物かな...?
...ではなく、オリジナルの様子(^ω^;;)
メーカーがボンド付けしちゃうかぁ...
それもセメダインかなぁ(^ω^;;)
ニチケミになっているけど、三菱マークがあるから、OEMで作らせていたかな。
ペーパーかと思ったらオイルだった。
シズキに作らせたOEM品である。
大半をオイルで構成、次にセラミックが多く、一部にスチコン、チタコンが使われている。
抵抗は、日本抵抗器、理研電具製造で構成している様である。やはりOEM品。
三菱自体は組み立てだけで、部品は作らなかった様子。
独自の変わった素子を使う様な事はしていなさそうであるから、修理は楽であろう。
東芝と松下は独自規格の変わった素子を入れ込んでいる場合があって互換のないソケットだったり色々あるから、修理屋泣かせな代物もある。
シャーシを下ろしたらこんな物が落ちていた。
このテレビセットが廃品になった理由がコイツである可能性は相当に高い。
これを見て何の部品の破片か分かったら、電器屋プロフェッショナル。テレビ修理を相当やっていた事と思う。
逆にサービスマンには難しいかな...?
第三章*おわり
(続くよw