A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/12/29

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今年最終の外回りで電源トランスをGet(笑)

ヴィンテージのパワーアンプから外した感が強い。

お店にいたら、12AX7を探しに来る客が多いこと。

フォノイコやプリに使うなら、X7よりか若干μは低いが5751の方がX7よりも高価であるが、より良いと接客、3つお買い上げになって。

ありがとうございました....って、何時の間にか店員サイドに(笑)

良く分からず売っているよりか、実験して知っている人が居た方が、何にどう使いたいのか聞けば、相性の良いのをお勧めできる。

JJは良くないと巷では言われているそうだが、定格を守って使えば、寿命的にも問題ない事と思われ。

定格オーバーしても、許容マージンがある場合には良いが、ギリギリで作っている球は、定格オーバーすると、ライフが極端に短くなるという事である。

定格はとりあえず守った設計の方が、ライフは必然的に伸びる事と思われ。

 

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ワックス線ぽい、布シースの線が生えている。

メーカーはググっても出てこない。分からない。

各タップには、電圧が出ているが、6.3タップは、6.0Vしか出ていない。

115V仕様であろう。

まぁ5.8V以下にならなければ、ノイズが減って良い具合か。

ヒーターの点火電圧の具合でも、出音は変化する。

特にローノイズにしたい回路であれば、ヒーターは80%かに定格より落とすとホワイトノイズが低減する。

然し乍ら、低過ぎると今度はカソードが活性化しないから、エミゲンに早くなってしまうという事があるが、エミゲンになって来たなとなったら、8Vかでフラッシュしてやるとカソードが活性化されて使える様になる。

型番のPPF-120は、おそらく120W型なのかなと。稀に高圧が120mAという事もあるだろうけど、この大きさからして120mA以上は取れそうだ。

推測は、5V/3A、6.3V/3A、400V/200mAで120Wになるから、こんな様な感じと思われ。

400VがACで出ていれば、√2X0.85計算で、480Vになる計算だから、807辺りを使わないと、定格はオーバーしそうな雰囲気である。

抵抗で落としても良いが、電流を流した場合は10W、20Wで済むかなという印象である。

使い方次第だ。