A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

DE2/200

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以前に空気球になったのを手にしたが、実働が欲しくなって仕入れた。

球にはDE2/200-01とあるが、データシート上では、DE2/200らしい。

Ef4 If4A の表記だが、4Vで3.5Aだった。

電流合わせではなく、電圧合わせで使わないと具合が悪そうだ。

シリースでは都合が悪い。

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rp650定格になっているが、実際は30V時は750Ωだった。低圧の時の特性が悪いだけかも知れないと思って定格最大迄流してみる。

Ik平均100mA指定になっているから、何V迄上がるか試すと50Vを超える手前で100mA弱行ったから、rp約540Ωだった。両側一応揃っている。

高圧整流管ではあるが、程々かな。

Bタップが高圧で、適当にドロップさせたい場合は有効に思う。

久しぶりの通電だろうから、エミッションが上がるのか見ていたが、安定していた。

立ち上がりは20秒程々と速い。

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かなり遅いのはセラミックカソードと同じで数百秒は必要である。

細めのカソードであるが、1つのプレートに対して2つのカソードだから、パラって稼いでいる。

直熱の様式を、傍熱型にして改造した様な雰囲気がある。

飽和電流(?)X2 0.9Aの表記は片プレート最大0.9Aという事かな。

B700V有ったとして、900mA流れたら、球の内部抵抗でドロップしちゃうけど、その時の電力630W。

多分Pd250Wだから続けると赤熱を超えてカソード線が溶断しそう。

平滑1段目Cは低圧でも程々にしないと。

 

ソケットは、ドイツでも標準的な、アウトレットCに挿さる。

SEでもバネが強ければ挿さる。