秋葉徘徊で先週より知っていたが、そのデザインと面白さに今日ついに手を出してしまう(笑)
US navyの直流絶縁試験機(手廻し)である。
鋳物のケースに入っていて、メーター窓枠はアールがとってあって如何にもという時代感。
無機質そうで、良いデザインである。好きだ。
“多分、これが無かったら買わないと思う”
ハンドルを回して発電するのだが、実質的にどれ位回せば良いのか、レベルゲージが無いから、指針が止まった位置で読めば良い...そんな具合でしかないが、これはメーター横のパイロットが良い具合になった時だけ光るのである。
これは色々と木箱のメガーや、鋳物のだったり見てきた中でも、初めてである。
これが光っている時に数値を読むという事である。
気になる中身は、調整用にか、それともガスが発生した時用にか、予備のネオン球が1つ入っていた。
国産のとは違って、コンパクトである。
モーターは500Vで、これも小型でシャフト自体は見えない。
定めし、整流子モーターと思うが、それも見えず。
回さない時
回した時
ネオンが左右1個づつ光っているだけかと思ったが、明るい所でも見える様にか、8発付いていたが、シリースに入っているから、ピーク電圧に合わせて、放電開始電圧を上手い事調整していると見受けられる。
2MΩの抵抗で僅かのズレが出ていたが、まぁ精度は良い方であろう。
ただ、回した後にディスチャージ機能が無いどころか、指針を安定させる為に入っていると思われ、コンデンサのチャージがあって、カラ回しをした端子間には500V近く残っていて、触ればショックが来る事は間違えない。
コンデンサを例えば計測しても、やはりディスチャージしないから、Cにも溜まりっ放しで、大きいと結構危険。
そういう危険な感じが、また業務用感があって好きである(笑)
感電すると思って感電すれば、驚く程ではなく感じるが、知らずにショックがあるのは、結構来る気がする(笑)
まぁ、とにかく、気を付けて使いなさいよ という事なんだわな(^^;;